2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

お墓の知識はどこで得る

一生懸命に私の本を読まれてお墓を完成された人から感謝の電話を頂いた。私の話を聞く度に同じ事を石屋さんや住職や本山へ電話をして聞き直されたと言う。結局は一番の頼りになれたのは当方であったと言う。お墓の建て方が論ぜられてはいるが、どれだけ石に…

建墓は人間性の顕れ

動物で、亡き人を偲んだり回向を願って建墓する物はいない、まして植物もだ。人間とは一体何なのか、と言われた時に、『お墓を立てる動物』と言えば正解になる。昨今ではお墓を立てない人間がいたり、海や山に捨て去る人も現れて来た、これって人間を捨てて…

京都市立西京高校総会

学校内の見学会が催されたので行ってきた。暗い学舎が素晴らしく近代的に立て替えられて中高一貫の進学校になっている。40年前の面影は一切ない。ここにプールがあったなあ、ここに柔道場があったな、と学生時代を思い返していた。京大へも11名が合格を…

四神相応の刻まれた灯篭を発見

長年また何年となくお参りをしている宇治の宝寿寺の本堂の前に一対の立派な灯篭がある。下部に彫刻が有ってこれが四神であると言う事に初めて気が付いた。本堂は東へ向いているが、正面であるから『朱雀』がある、向かって右に青龍があって前へ向いている、…

善光寺住職大勧進貫主小松玄澄大僧正

MKタクシーの社員研修会の講師として私が推薦をした法話が催された。営業所が7地区に在るが、その中で今回は伏見営業所の200人の前で話された。私も鞄持ちで参加をさせて頂いて会長・社長・営業本部長と再会をした。社員教育が徹底されて大変好感の持…

浄土真宗での本尊はどれが良いのか

相談者は『親鸞会』で教えて頂いたと言って、今ある仏壇の絵像を処分して六字の名号にすると言う。確かに蓮如上人は「肉像よりも絵像、絵像よりも六字の名号」と言われている。それは時の為政者や権力者が金を使ってお寺を寄進したりと言う貴族でなければ救…

同窓生

急に招集が掛かった、一体何事かいなと時間に赴くと、さほどの用件でもない。市の部長を定年退職をしたF君、松下電器を定年退職をしたMさん、大学法学部教授のT君、西陣小間物屋のNさん。会いたくなった年頃だと言っての召集であった。5時間を費やする…

陶器の町の土岐市

新しく考えている新墓石の相談に平手商店様まで出掛けた。陶器の銘板がどうしても必要であったが、製作可能であると太鼓判を押して頂いて安堵した。次への段階に進める。

焼肉変じて母への見舞い

易学本部から焼肉を食しての役員会がある。15時から急遽母への見舞いに変更をした。夕食は焼肉の名門の『弘』であったのが残念ではあるが、母に会いに行く事を優先した。97歳で元気ではあるが、すっかり惚けてしまって私の名前すら忘れてしまった。高校…

お墓の中に水が入って当然

墓石と前置台の間の隙間から水が入って困ると人が言う。何か困る理由がありますか。隙間は埋めれば良いが、水が入って困ると言う理由は無い。お骨を納めた石棺内の底は母なる大地に抜けている。土であるからには隣のお墓や向かいのお墓とは境界無しの土続き…

京都ミクロ電子

私の友人で、私より先に結婚をし私より先に創業をした湯浅君が来た。近未来の新製品を見てくれという。大変重宝な画期的な商品で必需品ではあるのだが飛ぶ様な売れ行きは見込めない。私の頭の中で浮かんだ知人を紹介した。友達として40年間の付き合いの中…

美山町自然文化村

薬草の勉強会へ出掛けた。お釈迦様が自然の薬草での治し方を説いている。母はよく蓬や土筆やオオバコで野草料理を作ってくれた。それが薬となって昔の人は健康で過ごして来られた。また薬酒の作り方まで講師の小畑實先生は熱心に教えてくださった。最後に抽…

電話での応対

今日は私用で休む事にしたがジャンジャン電話が入る。相談者はえてして長話になる。出先であるとか今日は休んでいると言ってもお構い無しだ。ある程度は答えて差し上げるが、同じ事を信じ難い様に繰り返し聞いてくる事には嫌悪を感じてついつい嫌気な話し方…

お墓の接合面

ある絶大なる墓相の先生が、石と石の接合面にセメントを使用すれば中風になって苦しむと言った。それ以降、接合面にセメントを使用する事が嫌われて激減した。何故セメントを使用すれば中風になるのか?。昔は使用していなかった文明の利器がセメントであっ…

墓石業界のIC化

百年一日の墓石業界においてもコンピュターの技術が導入されて随分と驚かされている。各方向からの墓石図面もへっちゃらだ。容量計算や見積もりも瞬時に出てくる。新しきスタイルの墓石まで出現して来て、いかなる物へ変化成長して行くのかが楽しみだ。

伊勢神宮

各家には神棚が祀られている。三社か一社の違いはあっても、神様に対する畏敬の念が有る。しかし社の置き方に間違いが多くある。差込の千木が逆さまになっていたり。御札の収め方の順序が間違っていたり。真榊が無かったり。お伊勢さんの受付所にそれらを詳…

環境に優しい墓石

地球に優しい取り組みが国を挙げて叫ばれている。もったいないと言う日本人の精神も再考されて来た。京都からの発信である議定書を受けて我々も家の中から協力をする必要がある。墓石はどうであろうか?、広くて背の高い石を組むばかりが目に付く。それって…

北海道の相談者

数回の指導のやり取りを得て累宝塔に決められた。遠く北海道の地にまた累宝塔が立つ。私の指導だけでも10本は下らない。親鸞聖人の御廟の六角堂を模して製作された河波忠兵衛氏の入魂の墓石である。須藤石材札幌店がこれまた入魂の腕の冴えを発揮されて聳…

斬新なデザインのお墓

旧来のお墓が良いわけでも斬新な墓石が悪いわけでもない。お墓とは何なのか?と言う事だ。お墓は亡き人を迎えて供養を叶える聖地である。であるならば教主であるご本尊様が居なければ話にならない。その仏石に戒名を刻んで仏と一体になるご先祖様の姿を思い…

特許事務所

15年ほど前に『阿理香塔』の特許申請でお世話になった先生の事務所を訪問した。今度もまた斬新な物を考案出来たので見て頂きに行った。適うならば次世代の物としてお客の利便ばかりではなくて、最近取り組まれている地球環境に優しい物としていくばかりか…