2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

霊園規約に指定業者制とある

この霊園でお墓を建てようとすると指定の業者でなければならないと明記されている。墓地は買って登記をしたものではなくて管理者から半永久に渡って借り受ける性格である。しかしお金を払って借り受けた以上は自由裁量にて業者を選定する資格は有する。指定…

ビートルズ来日40周年

18歳の入院中であった。ビートルズが見たくても病院の許可は出なかった。療養中の3年間はラジオから流れるビートルズの曲と落語家のお話が唯一、心を慰めて癒してくれた。当時の曲のランキングの上がり下がりは鮮明に覚えている。ジョンが亡くなりジョー…

霊園への入山許可

東京の寺院墓地への工事許可には『入山料』と言って許可に際して多額の金銭を要求される。何でなの?、このお金ってどう税務処理がなされているのだろうか。指定業者であれば暗黙の了解で何も言わずとも金銭を持参する。他所からの業者にも応分の負担をして…

キリスト教徒のお墓ってどんなお墓

仏教にしろ神道にしろキリスト教徒にしろ肝心な事は中心なる物を最上壇にお迎えして祀ると言う事である。キリスト教の尖塔の先を見上げれば十字架が煌いている。仏教の塔や堂の上には相輪が煌いている。墓石の頂部の白毫の部分には佛菩薩の梵字やキリストの…

悲しい知らせ

親しい人がやって来られた。社員の背信行為があったという。可愛がって信頼していた人の背信はかなりのショックであろう。私も以前に経験した。成長する過程には法難が付き物である。乗り越えて行かなければならない。けれども人は信頼して行かなければなら…

キリスト教徒のお墓

何回か面談指導を重ねて来た人が石材店の図面の確認に来られた。石材店の図面のチェックは基本的には行わない。順序としては当方の図面を石材店に持って行って施工をして頂く流れであるから。ここの家庭はなんとなく好感が持てて熱心であるが故にとことん付…

写経奉納は必須

仏壇や墓前や法事で住職の読経は付き物である。墓塔へ自身が書いた写経を奉納する事も必須であるのにそのような行為が見られないことは誠に残念で嘆かわしい。なんでもない墓地の石棺内の土を写経の紙が溶け合う事で聖なる土へと変わるのである。関東に見ら…

遠来の石材店

遠来の石材店が来られたので京都の石屋さんと私の妻とで町家のお店へ食事に出掛けた。事務所の近くは町家のお店がたくさん出来て他所からの人には評判が良い。石材店の社長は言う、「全国研修会というご縁のおかげで全国の石屋さんと会う機会が出来て喜んでい…

鳴滝

お墓の近くに鳴滝という滝がある。弘法大師も親鸞聖人も足跡を残しておられる滝ではあるが住宅地に埋もれた小さな滝である。施設にいる母が滝を見たいと言うのでお天気が良ければ息子と連れ出す予定をしていたが朝から生憎の雨となって断念した。近くの病院…

C型肝炎

昭和42年に大手術をした時に輸血をした。その時の輸血後肝炎で悩み続けてきた。同じ悩みの療友が最近インターフェロン治療をして完治したという事で会いに行った。お金も掛かって辛い副作用もあったが30%の成功者の部類に入ったと喜び満面であった。長…

仏を迎えるから墓石となる

相談者に正面文字は仏種子を刻んで福原家先祖代々としなさいと指導をするとしばらくしてまた相談が来る。「石材店が言うには、文字の数が多くて長くなって刻めない」と。何を言っているのか、文字が長かろうが短かろうが仏と先祖を迎える為の彫刻なのだ、屁…

墓石建立時にいる寺院への入山料

この仕事に就いて31年になる。以前はおおろかだったと言うか何所の寺院も霊園も他からの業者にも心安く建立を認めた。現在は指定業者以外の建立は認めない方式が多い。他の業者は工事を無責任にする恐れがあるから指定制にしていると住職は言う。私から言…

辛い回答

業務時間は9時から17時までだ。相談者はお構いなしに電話をかけてくる。20時や21時を回ることもざらである。親切に回答をすることを旨としているが、石材店が示した図面の良し悪しまでもなぜ私が答えなければならないのか。どうしようもない事で責任…

お婆さんの悩み

建墓のお世話をさせて頂いた老婆が何かに付けて悩みの相談に遠路を来られる。話し相手になって差し上げる事で安堵の思いで帰路に着かれる。何度と来て頂く事はお世話を行うものとしては大切な事であるが相続の悩みの解消は困難が付いて回る。次々と相談のF…

神の手

成功率が99%と言う驚異的な脳神経外科医が居られる。私も18歳の春には脳神経外科に入院をしていた。この神の手と呼ばれる医師は国内での評価は低くて呼ばれる事は無いと自嘲しておられる。一発で治癒する手術よりも何度となく切ったり投薬する医師が尊…

迷惑メールの山

事務所を留守にした1週間のメールの始末を行った。250ほど着信したうちの全てが迷惑メールである。名前や項目を変えてやって来る。肝心な相談者がかき消されてしまう。我々の業界も迷惑な団体の一つに数えられている。占い・墓相屋・霊媒師、お墓は人生…

蒸気機関車

朝の番組でNHKは大井川鉄道のSLを映していた。すごい人だかりに人気絶頂がうかがえる。北海道の三笠にある鉄道記念館に行った事を思い出した。SLを見ていたのは私一人であり雲泥の差を思うといたたまれない。SL時代の私には懐かしいが、次代の親は…

石狩の原野

少しばかりの土地があるので見に行った。山奥の原野であるが木材を搬送する為に道が切り拓かれていた。石狩灯台はハマナスの原野である、大風に吹かれて人一人といない。空港近くのアウトレットに行ってみた、閑散としている、これでは商売も大変であると思…

旭山動物園と富良野

来園者数が上野動物園を抜いて日本一になった旭山動物園。訪れてみたがさほど広大でもない、まして平坦ではないので高齢者には負担である。動物のタイミングしだいであるから良い場面に出くわす事も無い。何も無き広大な地の富良野と美瑛。ここも人気絶頂で…

安土家墓参

温泉に浸かって旭川へ出発をした。30年間この仕事を全うして来て一番思い出に残る顧客である。相続者がいないだけに晩年は寂しくしておられたが従兄弟の人が継承者となった。案の定、十分な継承者としての力を発揮されてはいない。私は依頼を受けた「菊一…

北海道参拝旅行

毎年5月に墓参へ出掛けているが本年は都合で今時分になった。午後の安価な便のために今日は札幌のホテルへ入るだけとなった。安価な旅行ではあるが到着のホテルの素晴らしさに驚いた。レンタカーもまだ3000キロの新車である。

大僧正貫主を慕う旅

朝早く起きて同室の6人で散策を楽しんだ。開通したばかりの権兵衛トンネルを抜けて御岳ロープウエイに乗った。曇り空で展望は生憎だったが雲上の世界も心が安らぐ。寝覚ノ床や妻籠を散策した。石造品に関心があるので珍しき物を写真に撮った。楽しくて有り…

善光寺如来

朝5時20分に出発をして、お朝事のお数珠頂戴から一日が始まる。本堂への参拝と戒壇巡り、万善堂での回向と不動堂での護摩供。貫主猊下から法話を頂戴する。身も心も清まって市内のレストランで湯葉料理を頂く。途中、光前寺に寄ってみて驚いた。見事な寺…

善光寺団参

今までに何回お参りに来たでしょうか。慣れた道中、慣れた参道、慣れた本堂。何回来ても有り難く心が静まる。参加者も違うが今日も新しき法友との三日間になる。市会議員の知人に案内されて大いに歌った夜であった。

五輪塔を見直す

業界の新聞紙と雑誌が送られてきて目を通す。毎回毎回、又か又かと言う思いで落胆し悲観する。総庵治石で建てたと書かれているから3~4千万円はしたのであろう。お金を掛けても間違った五輪塔では意味が無いでしょう。お墓は正しく立てなければ単なる石組…

分骨を誤解していませんか

土葬の時代に身体を半分に別けて持ち帰るなど絶対にしていません。火葬になってから分骨ということが行われました。それは本山に納めると言う分骨なのです。信仰の最大の喜びは、開祖様と同じ、また聖地であり香華のたなびく本山に納める喜びなのです。兄弟…

悪い所だらけ

大病を患って入退院を繰り返した事は分かる。それ以外にも耳と眼と歯が悪いときたら良い箇所が無い。肉体と精神で成り立つ身体の事であるから、せめて精神は良い物に磨きをかけて行きたい。一週間の出張があるので、痛くなってからでは困る思いで歯科を受診…

あの人に逢いたい

ある企画が決定された。昔の人に逢う小旅行だ。豊臣秀吉の妻の『ねね』、前田利家の妻の『まつ』、山内一豊の妻の『千代』、徳川家光の乳母『春日の局』の霊廟への参拝を行って故人を偲ぶのである。どのようなお墓が建てられてどのように悠久の時間を経過し…

予定の変更は好きではない

私のほうから予定を変更することは無い、好きではないから、と言う事で窮屈になって困ることも多い、であれば簡単に予定を変えればこんなに苦しむ事も無いものをと思う事も多い。ある企画物の依頼を受けて、京都の全国大会であるからお琴の演奏や京舞の依頼…

先祖より大きな墓石を建てるな

先祖よりも大きな墓石を建てるなと人が言う。では小さく建てましょう、でもその墓石もいつかは先祖となり次の子孫はその墓石よりも更に小さな墓石を建てたとしよう。終いに米粒の様な大きさになって埋没してしまう。先祖より子孫が大きく羽ばたく事を阻害す…