2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

加藤清正の御廟

熊本の礎を築いた名将の墓にしては寂しすぎる。 東北へ移封された息子と殺害された孫のお墓も在る。 徳川幕府は何と非情なのか。 本妙寺に守られて、立派な御廟では有るが、往時の面影も無く、静に佇んでいる。 参道の石灯篭は凄い気魄で迫ってくる。 しかし…

易学学会研修会

九州の易学者を集めての研修会に招かれて出掛けた。 大勢の方が一堂に会しての勉強会だ。 易者は、いい加減な節回しで信憑性の無い分野のいかがわしい業界と思われがちだ。 決してそうではない。 天文学や、地理学や、家庭学や、民俗学などの全てに精通して…

KBS京都放送文化教室

高島寿周先生が受け持っておられる風水易学教室の一日講習会が開催された。 高島先生が風水陽宅(家相)の講義を3時間、私が風水陰宅(墓相)のコラボが実現をした。 画期的な事で、10時から17時までの濃密は講義は前代未聞であってみた事が無い。 それだけ…

墓塔への納経

墓塔へは必ず家宗旨に添った写経が奉納してなければなりません。 仏塔を見ると『大乗妙典奉納』とか『宝篋印陀羅尼経奉納』とか書かれていて、仏典を奉納した事が示されている。 お墓への墓塔にも写経奉納は必須である。 お経の納められていないお墓はクリー…

姑と一緒のお墓に入りたくない

明日は我が身、貴女も将来息子の嫁からそう言われるのです。 何とかなりませんでしょうか?。 貴女が大好きな夫を産んで育てて下さった大事な母親では有りませんか。 生みの母親と息子の関係ってそれはそれは切り難き関係なのです。 同姓であるが故の嫉妬を何…

宝篋印塔

皇室のお墓としての宝篋印塔、武家のお墓としての五輪塔。 明治以降の平等の時代と成って我々でも立てられるようになった。 墓地でも多数の宝篋印塔が立てられているが、 どうして、コレモあれも間違った欠陥の塔が立っているのか?。 石屋も寺も反省をしなけ…

お墓を立てる話

高齢者がお墓を建てる話しをしだすと、決まって若い息子が反対をする。 墓に高額を使用するよりも、家を直したり息子の大学受験費に当てたり、車を買ったりの趣向品や贅沢品に行ってしまいがちだ。 どうしても墓石は後回しされがちだ。 先祖からの催促が無い…

大文字山

小学1年生から高校まで一緒だった親友と大文字山へ登ってきた。 誕生日も一緒で息子が幼稚園からこれまた親友と言う関係だ。 昔は良く遊び、クラブも一緒だった。 久し振りに会って山へ登ると昔話に花が咲いた。 話しっぱなしで登ったから息が上ってしまっ…

三大会話

この歳に成ると、出てくる会話が決まってくる。 年金と病気と孫の話だ。 今日は病院へ行ってきた。 先日のガン検査の結果を受けに。 陰性と言う事でガンではなかったのだが、定期的に受けたほうが良いらしい。 知人で同じガンを発症して手術を済ませて元気ゲ…

お位牌の並べ方

仏壇に置く位牌の並べ方を「右からと住職が言った…」と言う。 特に注意が必要なのは、右からと言う言葉は不適当。 向って右と、その物の右とでは正反対で紛らわしい。 私は誤解を避ける為に必ず「向って右が上座ですから、向かって右から古い位牌を置いて行…

お墓の文化教室

朝日新聞社とJTB旅行会社のコラボの文化教室が開催されて2回目のお墓の教室が行なわれた。 少人数では有るが、精鋭の如く熱心な人の集まりとなっている。 全国に沢山の文化教室が有って花盛りであるが、お墓や仏壇や法事の教室は皆無だろう。 宗教大学で…

お墓の開眼供養式

33年間、お墓のお世話をして来て、開眼にも何百回と立ち会って来たが風の強い雨の日も珍しかった。 濡れてはいけないので傘を住職の身体へ差し出しているが、強風の煽りを喰って3回飛ばされた。 雨天では有ったが、堂々と『晴れて』五輪塔+位牌墓+地蔵…

嫁のお骨の一部を実家の墓石へ納めてはなりません

亡くなった嫁のお骨の一部を実家へ納める人がいます。 死者の身体をノコギリで切って分骨をしてはなりません。 亡くなった母のお骨の一部を実家へ納める人が有ります。 そんな事をしてはならないのです。 確かに実家とは血が繫がっておりますが、 実家はその…

ウエストサイドストーリー

バーンスタイン名曲のウエストサイドストーリがテレビ放映されていた。 私も14歳の時に映画を見た。 出足からド肝を抜かれる感動の連続であった。 始め、曲と共に目に入ったのが、点と点のみであったが、それがニューヨークのビル群であり、 徐々に郊外へ…

墓石は何の為に立てているのか

高額な墓石を立てているのに、正面に刻む言葉が『◎◎家之墓』となっている。 この石を棹石(仏石)と呼んでいる。 仏石と呼ぶ機縁は仏を迎えた石であるからである。 ◎◎家之墓とは看板で有ってとてもそれを仏とは言えない。 仏石の仏とは、南無阿弥陀佛とか南無…

近鉄文化教室 お墓の講義

お墓のカルチャーって人気が無い。 お花やダンスや韓国語は大勢の参加者が有って賑わっている。 誰にもお墓は必要で有って感心が有るようだが、 やはり怯えも有って足は遠のく。 参加者は少ないが、講演の場を与えて下さった事に感謝をして一生懸命にお話を…

墓地鑑定 浄土真宗

ある先生の指導でお墓を立てたと言う方から再鑑定の依頼を受けた。 大変立派な先生の指導で浄土真宗のお墓を立てておられる。 けれども、どれを取っても間違いだらけで、こんな悪い墓石もよくも立てたもので大変恥ずかしい。 御参りに来ている寺の住職は何と…

竹馬の友

小学校から高校まで一緒であった友人が訪ねて来てくれた。 柔道部でも一緒であったが、その時のキャプテンをしていた友人が数年前に亡くなっている。 早い死を悼む話で昔を偲んだ。 山歩きが共通であったので、早速大文字山へ行く話がまとまった。 彼とは誕…

寺の納骨堂

こんな所を買うものではないし、納めて欲しくない。 浄土真宗の考えは墓地墓石を不要としている。 お墓なんて要らないと言う。 であれば、この寺の納骨堂ってどう説明を付けるのか。 薄暗い、味気ない、お骨の奉安所のイメージには程遠い。 建物の中だけに、…

愛想の無い儀式

葬儀社の会館での葬儀風景。 通夜に僧侶が来る。 葬式に僧侶が来る。 寺院で還骨法要と納骨法要を併修する。この一連の宗教儀式。 何と愛想の無い僧侶なのだろうか。通夜でも葬式でも寺院へ行っての法要であっても、 お経を唱えて、ハイ終わり。 こんな状況…

お通夜

納棺の儀がなされて死に装束に手甲脚絆を身に付ける。 映画の影響もあって作法として為されている。 昨日まで元気であったのに、正に、夕べに白骨となる。葬式ぐらい盛大にして見送りたいと言う風潮が昨今では家族や密葬が主流になっている。 親しき者だけで…

お墓のご相談

埼玉へ日帰りの相談指導へ出掛けた。 立派な神棚があったが、真榊の置き方が左右逆になっているので直した。 欄間の遺影も逆。 親の関係に慎重を要する子が居る事を考えると『南無阿彌陀佛』と正面に刻む事が妥当だ。 しかい、寺墓地にありながら、◎◎家之墓…

大和十三仏霊場巡り

駅のパンフに十三仏霊場巡りが有った。 人の死後に13仏によって、故人が仏に成る過程が説かれている。 初七日 不動明王 2七日 釈迦如来 3七日 文殊菩薩 4七日 普賢菩薩 5七日 地蔵菩薩 6七日 弥勒菩薩 7七日 薬師如来 百か日 観音菩薩 1周忌 勢至菩…

須磨寺の静寂

中国の仏教会の故趙僕初会長の供養を兼ねて青竜寺へ団参で行った時にお世話に成った小池弘三管長の須磨寺を訪ねた。 本堂と大師堂へ御参りをさせて頂いた。 色んな建造物があって、言い方は悪いが、宗教のテーマパークの態を感じる。 階段に摩尼車が有るし、…

仏文字へは純金箔を入れます

墓塔への仏文字(梵字などの仏種子)へは純金箔を挿入します。 仏像が金箔で荘厳されているように、位牌の彫刻戒名文字に純金箔が入れられていますように。今回の墓石は、産地から直接小売店へ納品されたので、純金箔が入れられずに納められました。 私は、石…

お墓の写真

私はお墓の写真を沢山撮影をして来ました。 現在のホームページを拝見しますと、随分と素晴らしい成果が提示されています。 当初の私の考えは、お墓の写真を載せる事に一抹の抵抗が有りました。 何故ならば、それはお墓であるからです。 私は仕事柄ですから…

C型肝炎

3年半前にC型肝炎の治療を開始した。 インターフェロンとレベトールの併用で確率の半分が治ると講演を聴いたのがきっかけだ。 大学が仰った通り、目覚しい結果が得られた。 そして早くも、完治しましたと宣言を頂いて2年が経過している。 今日は、2年が…

お花が美しい

お寺と花は付き物です。 どこのお寺へ行っても美しい花が咲いている。 植物園以上に。 花たよりを見ると、ツイツイ出掛けて見たくなる。 お寺や霊園と言う聖なる場所にあるだけに、余計に荘厳された極楽世界を想像する。 心が癒されて真人間になれた気がする…

沙沙貴神社

何と立派な神社であろうか。 しかも、京都や奈良ではない。 ナゼ、国の重要文化財ではないのか、不思議だ。 藁葺きの神殿群もさることながら神苑が素晴らしい。 一つ一つの花や樹木に名前が記されている。 植物園どころではない。 聖域に相応しく美しい清楚…

取り越し法要

節目の法事は、正しく命日でもって厳修すべきです。 6月1日が命日で3回忌ならば、6月1日に行います。 しかし生きている我々には勝手な都合が生じます。 6月1日は都合が悪いし、皆も平日で参加がしにくい。 と言う結論で後の日曜日にする事に成った。 …