お墓の開眼供養式

33年間、お墓のお世話をして来て、開眼にも何百回と立ち会って来たが風の強い雨の日も珍しかった。
濡れてはいけないので傘を住職の身体へ差し出しているが、強風の煽りを喰って3回飛ばされた。
雨天では有ったが、堂々と『晴れて』五輪塔+位牌墓+地蔵尊墓が立った。
五輪塔へは見事に純金箔が梵字へ挿入されて輝いている。
般若心経写経も沢山書かれている、これが何よりも大切で肝心な事と言える。
散華を奉じ、塩と米と酒で道場を清め、誇らしげに聳え立った墓塔を見て私は安心をした、
相談指導をして来た者にとっても最高の喜び有る開眼供養式となった。