2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北京から京都へ

北京発9時40分(日本時間)で関空着12時40分。 同志社大学の先生と隣り合わせで話が弾んだ。 何れの仏像も巨大で見る者の胸を打つ。 観光旅行ではなくて学術研修であるだけに 各人も沢山の書物を買っている。 書籍と写真が財産となった中国行だ。 学会…

大同の普化寺

北京への出発までの少時間を利用して訪ねた。 中国での仏教はすっかり廃退したものと思っていたが、 何の事はない大勢の若者が熱心に線香を上げて礼拝をしている。 五体投地礼と言う最高の礼拝をしている姿を見て 胸を打ち、カメラが向けられなかった。 仏殿…

五台山から雲崗石窟へ

五台山から大同までのバス道は急峻な山岳道路を走破する。 遠くに塔院寺の白塔が望まれる。 東台の峠で小休止をする。 このような山岳地帯を乗り越えなければ五台山へは到着できない。 先人の苦労が偲ばれる。 応県の木塔も前回に続いて2回目の訪問になる。…

霊地 五台山へ

竹林寺・鎮海寺・菩薩頂・顕通寺・塔院寺を巡る。 竹林寺では大雄宝殿の仏前で五台山仏教会会長と共に 読経を勤めた。 亡娘の命日でもあるので特に思いを込めて読誦した。 写真を一杯撮ろうと用意をして来たにも拘らずバッテリーが上ってしまって肝心な五台…

太原から五台山へ

今日の予定は崇善寺・南禅寺・仏光寺・金閣寺、何れも京都の寺院巡りのようだ。 崇善寺では当学会の大僧正たちが仏前へ回向を勤める。 一同が般若心経を読誦する。 私の父の祥月命日でもあるだけに特に念入りに御勤めを厳修した。 五台山の麓に在る三寺院へ…

密教図像学会三十周年中国旅行

26日〜31日の予定で、五台山と雲崗石窟寺院研修旅行に出掛ける。 雲崗石窟は2回目だが、五台山は是非とも行きたかった場所だ。 日本から必死の覚悟で航路と陸路で出掛けられた先人を思う時、その土地を訪れたく思い続けていた。 はるか1号で関空へ行き…

中国の五台山へ参拝

26日から31日まで中国の五台山へ登って来ます。

高島先生

早くも、平成23年度の暦が発刊されて、寿周先生が持って来て下さった。 来年はどんな一年になるのだろうか?。 益々高齢に成って行くからには、元気で活躍が出来る事こそ願いなのだが。 高島先生は元気元気で元気そのものだ。 人を導いて行かれる立場だけに…

墓地でお経を上げてはダメと人が言う

墓地でお経を上げると、それを聞きつけて良からぬ霊が寄って来ると人が言う。 「福原家先祖代々供養の為に」と申し上げている。 有り難いお経であるだけに、我が家の祖霊だけではなく、浮遊する寂しい霊も居るならば、同時に救われてこそ大乗仏教の本懐であ…

自治連合会

10年前まで自主防災会の副会長を10年間務めてきた。 今回、共同募金会の支部長を仰せつかって連合会に出席をした。 役員の皆様を見渡すと8割方は知らない人ばかりだ。 多くの先輩方は亡くなったりで若い世代に移っている。 私でさえも、高齢者の部類に…

急ぎの相談者

大阪梅田のサンケイビル内の朝日新聞とJTB共同の文化教室で大人の常識と銘打ってお墓や仏事の講義を行っている。 時間内は携帯が取れないので終了すると履歴をチェックする。 その中に、ある相談者がいらっしゃったのだが。 直ぐにでも会って欲しいと言う…

町内の地蔵盆

我が家の敷地に町内の地蔵尊が祀られている為に、毎年賑やかに地蔵盆会が為されている。 今日も朝の7時から7人の町内役員さんが出られて設営に忙しい。 子供の為の地蔵盆もいまや高齢者のサロンと化している。 昔は2日間あって子供も多くて賑やかであり、…

お骨は速やかに土へ還す

お骨を土へ還す為に墓地が必要です。 墓地は地目が『墓地』であって他の土地とは違って聖なる土地なのです。 魂は天空の浄土へ往生し、借り物の肉体は母なる浄土の土へ溶けて行くのです。 土へ還す行為としては同じだと誤解をされて山や海へ撒く人がいます。…

地蔵盆の準備

我が家の玄関先に町内のお地蔵さんが安置されている。 置く場所がなくなった二十数年前に置かさせて頂いた。 それ以降、毎年賑やかに地蔵盆が行なわれて来た。 だんだん子供の数も少なくなり、今では高齢者の社交場となっている。 町内役員様も止める訳にも…

仏事の質問

テレビ局からお墓などの仏事に付いての質問が有った。 お墓に関して言うと、お墓に付いて回答が出来る人って一人もいない。 お寺さんに聞けば回答が得られる、トンでもない、お寺さんはお墓に付いて研究学習を積んだ人はいない、つまりお墓の事を知らない、…

お墓に関する教室

御香典の表書きはどう書けば良いのでしょうか?。 御香典はお幾ら包めば良いのですか?。 先妻と後妻の戒名は墓石にどう刻みますか?。 女ばかりなのですが、誰が実家を継ぐのでしょうか?。 私は姑と一緒のお墓には絶対に入りたくありません、実家に納まっても…

昨日は消化器内科で今日は泌尿器科

18日は定例の消化器内科の受診だ。 予約診療では有るが、待たされて待たされて待たされて。 肝臓の数値も異常がなくて安心。 今日は尿管結石の進捗具合の診察であったが、 膀胱の2センチの所で写っている。 もう少しという事で痛み止めと石が溶ける薬を頂…

プリンターを買った

A4サイズを印字するプリンターは売られているが、A4紙を入れる角2の封筒は印字できない。 もう1センチ広ければ良いのに、印字できない為に、A3の大きなプリンターを買わなければなりません。 机の上には3台のプリンターが並んでいて狭い。 また、イ…

近江鉄道新八日市駅

近江八幡から電車に乗って新八日市駅で降りた。 素晴らしい駅だ。 法蔵寺様へ行って用事を済ませて駅で待っていると、 テレビクルーがやって来た。 聞くとはなく聞いていると大正2年に竣工した建物だと言う。 木造のベンチに木造の改札に2階立のレトロな駅…

大文字送り火

宗教行事であって観光ショウでないので大文字焼きとは呼ばないで送り火と呼んで欲しい。 毎年、見送る場所が状況に応じて変わっている。 昨年は北大路橋で見送ったが、今年は事情があって今出川通りの車中でフロントガラス越しになった。 8時の点火のタイミ…

盂蘭盆会

お寺へ御参りへ行く。 お盆と共に終戦記念日でも有る法話があったが、何を隠そう私の誕生日でもある。 年々お寺へのお参りの人が少なくなっているのが大変寂しい。 妻の実家側も初盆と言う事で西大谷への御参りを行なった。 私の誕生日と言う事と中国への旅…

姉の孫

姉が京都へ帰って来ていると言う事で兄弟に全員集合が掛かって長兄宅で会食があった。 75歳の姉の三女の次子で今日が9歳の誕生日との事。 99歳の曾祖母に会いたいと言う事で連れて来ている。 感心をした。 こうして若い子孫が来てくれる事は大変嬉しい…

大文字護摩木

迎え鐘を撞きに珍皇寺へ行けば、送り火は大文字寺の護摩木でと決まっている。 銀閣寺参道は大変大勢の人が行き交うが、大文字寺はおばあさんが一人でせっせと多くの塔婆書きに専念しておられた。 私は3名の戒名を揮毫して16日当日の火床への護摩木をお願…

JRは民営の心を持っているのか

12日のお盆の最中に出張が有ったので前もって特急の指定席を買っていた。 台風接近で少し早い目に駅へ行った。 案の定大幅な遅れだ。 乗るべき特急は運休となった。 駅員さんに問うと「払い戻しをしてください」と言うだけ。 お金を戻してくれと言っている…

外の墓地と内の仏壇

外の乱雑な墓石を正しく整理をされて子孫の役割を充分に果たされた人が、今度は内の仏壇の整理を実行なさる。 各家庭の仏壇を見つめ直して欲しい。 御参りに来てくださる住職の目に止まっている筈なのだが、私から見れば大変間違った仏壇と成っている事が残…

故恩師の石柱

小学校時代の恩師で元気元気だった先生がお亡くなりになって三回忌を迎えた。 年に数回別荘へ出掛けて歓談をする事を楽しみにしていた。 その別荘に遺骨を少し納められたと言う事を聞いて、石柱を立てる機運が勇志に高まった。 早速庵治の石で高さを40セン…

家に帰ったご先祖様のお墓は留守なのか?

お盆期間中は、ご先祖様が家に帰って来る。 そうなるとお墓は留守なのか。 と言って疑問に思う人も多い。 人が亡くなると、二つの道を進む。 ①魂は、往生極楽を叶えて仏に成る。 ②借り物の肉体は、墓地墓石で土へ還って行く。 墓地墓石には借りていた身体の…

六道詣り

毎年、珍皇寺の迎え鐘を撞きに行っている。いつもは日中に出掛けていたが本年は夕刻の涼しい頃を見計らって出掛けた。長蛇の列であった。お年寄りが多いのだから日中の暑い時には出掛けられない。3枚の水塔婆を書いて頂いて鐘を撞き、本堂へ御参りをして線…

孫が帰って来た

遠路から土日の千円を利用をして疲れて帰って来た。 よく笑って遊ぶ孫だが、私が遊ばれている。 家族揃って墓参へ行く。 息子や孫に宗教儀礼を教えなければならないが、ナカナカ思うようには行かない。 僧侶の御勤めを受る。 参道の修復寄進をしたので返礼と…

お盆の行事が有って良かった

5歳で亡くなって、今では25歳の娘に成長しているはずだが、いつまで経っても5歳のままのお供物だ。 子供が喜びそうな物ばかりが並んでいる。 お盆と言う行事が有って救われた。 亡き人が帰って来ると言う。 幼稚園児であった娘も「ただいまー」と言って…