2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

少子化時代を受けて

福原家のお墓だが、妻の実家の田中家も合わせて供養する為に福原家の五輪塔とお墓と田中家の五輪塔とお墓の4基を建てようとする人がある。田中家はもう既に無くなっている。血流は両家の因縁DNAが合体して成り立っている。福原家の五輪塔の中へ田中家も…

月末は慌しい

貯金の残を見比べながら月末を迎える。商売っ気が無いだけに苦しむのは私だ。仏ごとで儲けてはならないと言う師匠の言葉を厳守している。入金を待って速やかに同日の支払を行うなど、綱渡りもここまで来てしまうと乗り越える喜びがある。

文化講演会

大阪まで出掛けて百貨店主催の講演会があった。話題がお墓や仏壇となると参加者は少ない。講演が終わっても質問は無い、個人の家の内情を大勢の人の中で言う事も勇気がいる。誕生して死亡までの儀礼が忘れられたり疎んじられたりして日本の文化が消滅しつつ…

新聞社主催現地文化教室

神戸から出発して京都へのカルチャーの講師を引き受けた。暑いさなかではあるがバスには満員の受講者が乗っている。企画も素晴らしく、何度も京都へはお越しであるが余り行かれないが重要な社寺を回った。釘抜き地蔵・仁和寺・蓮華寺(真言宗御室きゅうり封じ…

お金を掛け過ぎだ

私がいくら言っても聞かない人も多い。連日、高額な墓石を建てる事が先祖への供養と錯覚しておられる人が続いた。客として迎える石材店も絶好の客となる。他人に対しての自慢がお墓なのだろうか。金で買った心のこもらない空墓は当方からお断りする事になる…

総会の準備

京都で一番のホテルを使用しての記念大会の下見と交渉に出掛けた。私の知り合いの息子様もフロントにお勤めであるが本日は休暇との事であった。会員も年々高齢化して来て若い人の参入がない。参加数が読めない事も不安な材料となる。

熱心な相談者ばかり

25年前と8年前に相談し指導をさせて頂いたお家から亡きご主人様の正しいお墓の建て方の相談があった。車で出掛ける事はないが今日は自家用車で出掛けた。古くからのお付き合いだけに早急な建墓となった。吉日も見てあげて9月2日には開眼供養を迎える。…

母への見舞い

96を過ぎていよいよ惚けも一段と進んでいる。先週、同行した息子夫婦の写真を持ってきて見せたが、誰だが分からない。余りしつこく説明をすると疲れると見えて根気が消える。帰りに久し振りに長兄宅へ寄ってみた。兄も度重なる病魔を避けて元気そうだ。

福知山で相談指導

複雑な家庭であるが故にご主人様は熱心に正しき建墓を心掛けられた。その思いを未亡人がしっかりと受け止められて全てを私に託された。曹洞宗の五輪塔では梵字を刻まずに空風火水地になるのであるが、以前勤めていた先生の指導で梵字を刻んでいる、独立をし…

奈良で講義

全国へお墓の講義に出掛けている。講義が出来る人間は私だけであるがこれと言って講演依頼もない。お墓だけに一歩引かれるものと推測する。余り個人的な質問には応じたくないのだが、個々の人の質問にも丁寧に答えた。奥さん方は熱心であっても肝心なご主人…

数珠

数珠を希望の顧客を卸会社に案内した。京都では嫁入り時に数珠を持たせる風習があったし、嫁入り先の家に花嫁姿で寄って仏壇のご先祖様に報告する慣わしがあった。数珠も宝石化して珊瑚では70万円を超える立派な物もあった。今の若い人はそのような慣習を…

書籍の増刷

昨今は読書離れで本の伸び行きが悪い。太木和子先生の様な売れ行きを聞くと羨ましい。あれだけ糾弾された本が出ようが蛙の顔に小便である。ベストセラーにはならないがロングセラーを続ける当方の書籍2冊が増刷となった。正しい建墓法をご理解して頂くため…

祇園祭と夏安居

台風が梅雨前線を刺激して不安定な天候が続いている。巡行も雨に遭わずに無事に終わって欲しい。夜は葛川で天台宗の夏安居が開催される.全国の行者さんが一堂に会して明王堂の諸仏へ行道される。太鼓回しの秘儀も行われる深夜の奇祭だ。終わるとお堂の中に…

連休

連休でしかも祇園祭を行っているので良い天候であって欲しい。観光客や御参りに行く人にとってもまた露店の人にとっても気になるとこである。百貨店でお歳暮を買った後でドライブに出たがどこに行っても車の渋滞で進めない。せっかくの夫婦水入らずも良い結…

災いの無い京都

息子は京都が安全な都市であることに驚いている。私もここで生まれて60年になるが災害を受けたことが無い。桓武天皇が安心で長久な都を建設した結果だ。風水や四禽の教えに則しただけに災害が無い。台風が今日は京都にやって来ると怯えていたが太平洋の方…

13日の金曜日

西洋では嫌がられる数字だ。日本ではさしずめ4と9日。日本人はこのような語呂あわせが好きで一喜一憂している。何も悪いと言われる日に事を起こす必要も無いが、余り神経質になってもいけない。今日は何も無かったが台風4号の影響が各地に出ている。息子…

保険料

月に一度保険料の明細が区役所から来る。週に一度の注射と月に一度の薬代は膨大なものになっている。保険が無ければ到底やって行けない、無病の人には申し訳ないがお陰様で治療に専念が出来る。高額医療代にも恵まれて助かっている。皆様方の血税のお陰と深…

あれだけ熱心に建墓に取り組まれたのに

教員であった施主の熱心な思いで曹洞宗の教えに則した立派な墓塔が立ち上がった。23年前のことである。熱心なご主人も亡くなって20年が経とうとするのに故人のお墓が立たない。先祖への想いや子孫の安寧をあれだけ願っておられた人の建墓がなされない事…

決算

どこかの人気霊媒師や占い師は巨万の富を築いている、たった一言の創作話で。私の事務所はたったの7坪。来客者は店構えの立派さで人の良し悪しを判断しがちだ。仏教の道で儲けを取らない事は株式会社でないのだから当然である。顧客の利益と亡き先祖に対し…

どんな物でも墓になるのか

業界紙に目を通すと、個人思想が際立ち墓石も好き勝手な形や方式で建てられている。洋式や個人のデザインやペットと一緒に入れるとか、花園のガーデニングとか。そこには亡き人を祀ったり供養する考えは全くない。貴方は動物が好きであったり花壇が好きであ…

三役会

月に一度の役員会がある。毎回難問が山積している。ボランチア精神でこなして来ているが遅々として活動が活発化されない。私も入会の歴史が長いだけに副理事長を拝命している。

指定業者のみ工事が出来る

貴方の住む街に一軒しか食堂がなかったり、散髪屋さんがなかったらどうします。霊園の工事に掛かれるのは一軒の石屋さんとなるとどうなります。他店との自由競争が無いのです。石屋さんの見積もりを見て驚きました。客を見下した強い値段を提示しています、…

お墓の中に納骨されている

『千の歌』が評判が良い。お墓にいないから墓前で泣かないで下さい、千の風となって自由に飛び歩いています。それは何なのか、霊でもなければ仏でもない、風や星ということなのか。ではお墓へ納めた遺骨は何なのか、そこに亡き父や母の亡骸があるではないか…

宝篋印塔

密教といえども五輪塔が普通ですから宝篋印塔の相談は珍しい。お寺様としてもお悩みの様子であったが、一番気になる事を申し上げた。伏鉢が付いていない。寺も石屋も驚かれたようだが伏鉢あればこそ塔と呼ばれる必携品だ。近隣の塔には伏鉢が付いていないよ…

名水

京都市内は水の上に街が出来ている。風水に則って四禽が叶った都市である。どこを掘っても清浄な水が湧き出てくる。特に有名な御香宮の御香水を汲みに行った。先着の人が「ここの水が一番うまい、飲みだしたら他所の水が飲めない」と言っている。さすがは京…

数珠が切れれば縁起の悪い前兆なのか?。

世間ではよく言われている、数珠が切れれば縁起が悪いと。数珠をどのような席で使用するのかを考えて頂きたい、法事や供養やお寺のお参りなどだ。結婚式などのめでたい席では使用しないだけに、言われる。使用の頻度も高ければいつか切れる時が来る。数珠は…

決算

この世界に足を突っ込んで30年が経過した。会社になってからも18年である。仏道の仕事に就いているならば利益を施主から取るべきではない。事務所は狭いし、どこから見ても利益が上がっているとは思えない。見るからに金持ちである料理も出来る占い師と…

天台宗開宗1200年

比叡山へ上がって慶讃の一隅を照らす法要ならびに講演会に参加した。半田座主のお元気な読経と法話を、不滅の灯明の前で拝聴した。茂山一門の狂言や新作能の梅若氏に感激をした。新婚の茂山童司氏の大きく成長された演技に目を見張った。

嫁入りに数珠を持たす

新婦は新しく婚家へ嫁入りする。昔は先祖へ挨拶にお寺やお墓へお参りをしたものだ。今日の若い人は一切頓着であって親の我々の世代が自由勝手に子育てをして来た悪結果である。嫁入りに持たす数珠を選びに来られた奥さんに感心した。

お墓に水を掛けても良いの?。

墓地は聖地であって常に清浄なる状況を保持しなければなりません。墓地の草を抜く。石に水を掛けてタオルで拭く。石に水を掛けると先祖が風邪を引くとか、笑い話が横行している、程度が悪い。水を掛けて風呂上りの様に清潔なタオルで拭く事が大切、水の掛け…