｢私の家の住職はお墓の管理は放ったらかしで汚れに任せている｣と言う投書が新聞に掲載されていた｡管理がなされていないから汚れているし花は枯れたままだし草は伸び放題であると言いたい放題である｡そのような住職を罷免するには檀家総代会で半数の意見があ…

２０代の若人が、今度の選挙に行くと答えた人が秋葉原では７８％だそうだ。今まで一度も選挙に行った事が無い我が息子も今度は行くと言っている。投票率の低迷こそが悪行政の元凶である。小泉総理が演説に来るというので出掛けてみた。大通りの交差点だから…

春と秋の二回公開されている京都御所の拝観予定が報じられていた｡紫宸殿の中央には八角の高御座が映し出されている｡大王と言われる人のお墓は八角型になっている｡南円堂(興福寺)も夢殿(法隆寺)もしかりで、易学の定位盤も八角形である｡また書くが円に近づく…

来年の創立３０周年に向けての評議会があった。記念大会の副実行委員ではあるが会員の皆様方のお力を借りて準備も進んでいる。会長先生の八十八の米寿の御祝いも兼ねての総会となる。私は易によるお墓の建て方には否定的であるが、各お家の宗旨を柱としてお…

各宗派によってお焼香の回数に決まりがある｡浄土真宗は１回で、真宗は２回で、真言宗は３回である｡各宗派によって違いがあってもお葬式に行った時は相手の宗旨が分からないのでどのように焼香を行うのかに戸惑う｡お葬式の場合は何宗であるのかを気にすること…

来年の全国墓塔学研修会場を考える為に会場予定の大本山へ出掛けた。さすが大本山であるだけに広大な境内地を要している。３８もある塔頭寺院のうちで公開をしているのは三ケ寺である。仏教で一番肝心な事は布教伝道である。門を閉じて幽閉するような宗教で…

顔なじみの大勢御参りに来ている師匠の葬儀があった。私は出来が悪かっただけに今ある御恩で感謝感謝であった。顔見知りの人と目礼しながらお互いがそうであったよねと往時を馳せた。先生のお姿はお隠れになったが思想は我々門下生に胸に引き継がれている。…

昭和６４年の１月に昭和天皇が崩御された、その後を追うように軍人だった父が８月に亡くなった。それから早いもので１７回忌を迎える。私は相変わらずの低空飛行の事業であるが、小学３年であった息子は大学院を出て社会人になっている。親戚付き合いも大事…

お墓が立ち上がりますと清めと荘厳を実行します｡前もってお米とお塩とお酒を墓前にお供えしておきます｡住職の読経や納骨が終わりますと、墓域内の清めにかかります｡墓地の四隅に線香を立てます｡本来は蝋燭なのですが、蝋燭は風で消えやすいので線香の明かり…

８月２５日午後２時３０分に私の師匠が亡くなった。仕事が無かった時に拾って下さっただけではなく、ここまで私を指導して育ててくださった。その当時４人いた弟子の中では先生を一番困らせていた。先生のカバン持ちとして一緒に全国へお供をした。先生の思…

生き物は全て両方の性の合体で誕生している｡私にも貴方にも父親の先祖と母親の先祖の両方の先祖がある｡私は福原と坂井で成り立っている｡であるのに福原家之墓だけで両方のご先祖へ報恩感謝した事になるのだろうか｡両方の性で成り立っているのであれば両方の…

二連覇を遂げた駒沢苫小牧高校が暴力事件で揺れている。部長の殴打と高野連への報告が遅延した事によるらしい。最近の生徒は言う事を聞かないし、指導者に反発もする。スポーツクラブでは刺激ある指導は良くある事で特別ではない。身体で覚える物を口や理論…

私の本以外の書籍には浄土真宗の人に対しても五輪塔を絶賛して薦めている｡他宗旨ならいざ知らず、浄土真宗と真宗の方には五輪塔は薦めない｡本願寺のお寺様は大人しいというか真面目というか指導力が希薄であるが故に、占い師や墓相屋や霊媒師の強力な指導が…

当方の受信電話は、先方の非通知扱いはベルが鳴らないように設定してあるので掛かって来ても出る事が叶わない。非通知で掛けて来る人にロクで無い人が多いので業務の妨害となっている、だから無音にしてある。絶対出ない事になるのであるが機械には着信を示…

この時期、お墓へ御参りに行く機会が多い｡墓地には沢山のお墓が立っている｡どれも各お家のご先祖様をお祀りする崇高な場所である｡手を合わせれば何か心が清められるのもご先祖様の優しきお心のお陰｡見晴らしが良くて風が清らかで桜の大木があったりで素晴ら…

私は１０年間地域の防災会の副会長を勤めてきた。その時の教訓は『自分の命と財産は自分で守る』であった。お金の動きに窮している現在、健康で居る事に喜びを感じるのか、社会に貢献出来る奉仕の心に満足すべきなのか、稼いで稼いで好きな事を充実させて納…

政界の大御所で政調会長まで勤めた人が全くの素人に脅かされている。同じ選挙区の出馬であるが故に同じ土俵に上がらされて屈辱を味わうことになった。結局、実力があっても時の運で漁夫の利で負けてしまうと予測する。私もなかなかチャンスが巡ってこない、…

京都近郊ではこの時期は地蔵盆が催される。私も夏休みと言えば地蔵盆の記憶が多くある。昔は盛大で二日間あったし盆踊りや小旅行も催されて子供達の最大の喜びであった。しかし最近は主体となる子供が居ずに当町内も小学生は一人となった。今では老人の為の…

面会者がある。会社の会長という大手の事業を展開しておられる。二人の息子も会社での貢献度は高そうである。しかしいくら可愛いからといって墓地を二分割して使用してはならない。担当の石材店からするとお墓が２軒分建つ事で利益を生むかも知れないが安易…

大変複雑なご家庭のご相談があった。しかし全ては解決の糸筋が見えるものである。しかしお寺の住職と出入りの石材店が既に結論を言っているので後での私の指導ははばかれる。要は既に結論の出ている設計を確認して欲しいだけのようである。私から言えば気に…

「お墓へ水を掛けてはいけない」と言う占い師がいる、お寺の住職が困って私に問い掛けて来た。何でいけないの？、お墓へ水を掛けるべきだ、『洒水』と言う儀式である。しかしそのまま放置してはなりません、水を掛ければ後は抜かなければなりません。高野山…

長い休暇も過ぎました、と言っても休む間が無く電話が入ります、少し立腹ぎみな回答になってしまいます。お客様は自分勝手です、相手の都合もお構いなしに進入してきます。我が家の墓参や、住職の自宅仏前での回向や天王寺への回向に出掛けました。六道さん…

しばらくお盆で休まさせて頂きます。愚痴やぼやきを聞いて下さいまして有り難うございました、これからもお付き合い下さいませ。お盆休みとはお墓参りやご先祖様への報恩感謝の日です、お墓参りに行って下さいよ。

易学の大家の先生が銀座のホストクラブでの豪遊がナンバーワンであることが報じられている。独身の女傑ですから稼いだお金を何に使おうと自由であるが、皆様の相談時の対価となるとそうも言っていられない。お布施で生活する寺院の住職が飲み食いや賭け事に…

本家が絶えた事によって弟が継承されての移葬納骨開眼式が行われた。本家は本家で弟の分家は分家として干渉しない別個の家系という人が増えてきたご時世だけに、絶えた兄の本家を継承される分家の弟様には大変嬉しくお手伝いも出来た。臨済宗の住職も大変暑…

石材店の社員研修会の講師の依頼を受けた。久し振りである。以前と違ってこのように経費を掛ける事が少なくなってきている。石を売るための販売員ではない、お墓を扱うと言うことは仏教学はもとより社会学や民俗学や哲学や鉱物学などありとあらゆる分野に精…

御盆を前に土の補充を頼まれていた人から電話があって予定が変更になった。そこは浄土真宗のお家である、私の指導で正しい門徒のお墓を２５年前に建てている。私の知らない間に他の石材店によって五輪塔と地蔵尊墓を追加建立している。そんな事を本山の西本…

当方へ来られる相談者はたいてい他の所へも相談に行っておられる。また各種のお墓の本も読んでおられる。各本に書かれている事や色んな先生の答えを居ながらにして学ぶ事も多い。お墓の先生と名乗る人の多くは、本当に適確な指導がなされていない事をイヤと…

夏になると奇怪現象のテレビ放映が増える。またそう言う霊能者が出現して霊的判断をさも正論のような顔をして述べている。人間は大なり小なり目に見えない世界に関心を持っているし興味を抱く。それらを上手に利用しているのが霊能者と言う業種であったり視…

義理の兄がカメラマンであった事も影響して写真家に成りたかったぐらいですから、随分と写真を撮り続けてきた。施主の工事の進捗具合から完成の法要まで資料としてお渡ししてきた。昨今ではデジカメと言うことで写真の現像所もなくなってしまった。仕方なく…