移葬納骨開眼式

本家が絶えた事によって弟が継承されての移葬納骨開眼式が行われた。本家は本家で弟の分家は分家として干渉しない別個の家系という人が増えてきたご時世だけに、絶えた兄の本家を継承される分家の弟様には大変嬉しくお手伝いも出来た。臨済宗の住職も大変暑い中ではあったが熱心に御勤めを厳修された。小声で私に言われた事がある、「お墓に水を掛けてはいけないと言う人がありますが、どうなのですか?。」、私は言いました「お水をかけてくださって結構です、こちらは臨済宗の檀信徒様のお家ですから住職の主導で御勤め頂きたいのです、占い師が言うような事に気にしてはいけません、ましてやお墓をお建てになられる方もそうです、お墓は家宗旨に則する事で肝心であって易学や墓相や霊媒で立てるものではありません。沢山の般若心経や観音経のお写経を奉納された事が今回のお墓の成功を物語る裏付けとなりました。この累宝塔は分家のお墓として平成2年に建てられているのですが正面には堂々と南無釈迦牟尼佛と刻まれていてご本尊様がお座りになられておられます。