2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

涙の納骨式

今日は一年の折り返し点、夏越の茅輪くぐりが各社寺でなされている。今日は30年来のお付き合いのあった人の納骨式に呼ばれている。子供が無かっただけに死後の事を「福ちゃん頼むデ」と言われ続けて来られただけに、ご遺志の約束が叶えられてホッとしてい…

病院のハシゴ巡り

午前中は大学病院へ行き午後は内科の医院へ行き晩は歯科へ行く、この歳になると病院のお世話になる事も多い。どの科も満員で長時間待たされる事も覚悟の上である。生きて行く為には自分の体の管理が先ずは肝心である。身体の事は一生懸命であるのに何故お墓…

我が子を実家の養子へ入れてはなりません

今日の相談者は、娘ばかり3人のお家で全部が他家へ嫁ついでしまって絶家になったので、我が息子を実家の養子に入れて継がせている家の相談である。自分達女性3人が好きな人が出来たと言って他家へ嫁ついだ尻拭いを息子にさせるなど勝手な思考である。孫で…

療養の友

青春時代の3年間を山の療養所で過ごした。孤独な毎日を癒してくれたのはラジオと書物であった。食べれない歩けない状況は憂鬱な連続でしかなかった。何と言っても桜井長一郎の物真似が面白かったし、春団枝の落語が唯一の笑いの元であった。ポップスベスト…

納骨式

お墓が立ち上がっての納骨式に出掛けた。真宗では建碑法要と呼ばれているし他宗旨では開眼供養と呼ばれている。真宗では霊とか魂とは呼ばないが他宗旨では入魂式とかお魂入れと呼んでいる。施主の皆様方は熱心に建墓に取り組まれての晴れの建碑式だが担当の…

仏壇の三尊さんの間違い

浄土真宗や真宗の門徒さんのお家の仏壇は巨大で立派な物が多い。今日訪問したお家も真宗の東本願寺の門徒さんで仏壇も凄く立派である。住職の読経が始まって全員が静粛に荘厳にお経を唱和しておられる。私は大きな声を上げそうになって仰天した、このような…

墓地案内

顧客の希望で墓地を案内しがてら立っている石質の説明を石材店に依頼した。この霊園の2割を建てて来たと言う石材店主の説明は面白い。石材店は石材店の悩みを持ち石材店なりの販売理由を持っている。私は指導者として宗教的や正しい建て方を無理を言うよう…

15歳の凶行

成長期における親や世間への反抗期は誰にだってある。この子が特異でも親の育て方が悪かったものでもない。我が家でもそうだし私自身だってそのような道を歩んできた。何回かの反抗期を過ごして大人へなって行くものだ。大変難しい時期でもあるしどの親も当…

超近代的病院

現在、診断が二つの病院によって違う事で困惑している。私自身が不信に陥っているわけではないが、医師の両者はエゴの中で確信する診断を譲らない。CT検査などを踏まえてもこの始末。私の行っているお墓などの精神的な分野は科学者から見ると非科学的とや…

神戸へ鑑定

科学者はえてして非科学と言われる宗教にあまり関心を持たれない人が多いが、ここのご夫婦は二人とも医師であるのに関わらず先祖への報恩感謝や宗教に造詣が深い。訳あって三男であるが本家を継承しなければならなくなってのご相談であった。なにも長男継承…

名古屋へ鑑定

過日亡くなったご主人様の位牌の頂部に梵字のキリークが刻まれている、ここは禅宗のお家であるのに。また中央にご主人様の戒名が刻まれている。間違いを指摘すると「おばあちゃんがそう刻むように注文した」との事。何を読まれたのか、何を聞かれたのか知ら…

バス見学会での講師

最近では少なくなってきていますが顧客をバスに乗せて霊園見学へ連れて行く企画がはやったときがあります。今日は珍しくそのバス霊園見学会の講師に招かれました。ガイド嬢がいませんからその役目も負っての乗車です。会社から霊園までの1時間ばかりの車中で…

NHKの功罪

犬が人を噛んでもニュースにならないが人が犬を噛むとニュースになります。ニュースソースとして珍しき物を物色しているマスコミからすると昨今の変わった葬法に関心を持つ事も自然でありましょう。先ずは解説者のH氏、何故門外漢の彼が解説をするのでしょ…

京大病院

12年ぶりに京大病院へ行きました、すっかり変わっていましたので驚きました。全てがコンピューター管理なのです。かと言って時間的な短縮は無くて相変わらず長時間待たされました。歯科で不明であった病名が検査の結果『上顎洞炎』と診断されました。診断…

22年前のお施主様

千軒ぐらいのお家のお墓の建立に関わってきましたが、妻と子を連れて参加させて頂いたのはこの名古屋の家だけであります。24歳になる息子がまだ玩具の乗用車を足でこいでいる2歳の頃ですから22年前になります。ご主人様が亡くなられた報を受けて新たに…

病気と葬式

57歳を過ぎると日常の会話の中に病気や葬式の話題が大半を占めるようになってきた。このような病気で入院したとか通院しているとか、身体のここが悪いとか痛いとか、また近い人の葬式の話となる。私も次から次へと身体に悪い所が発生して困る。17歳から…

祖父の仏縁ある人を訪ねて

私の母は94歳で口も頭も元気である。この年寄りがかねがね私に願っている事は、若い頃に韓国で世話になった浄土真宗の住職との事を聞かされていた。私の祖父は出身の福井から田畑を処分をして一旗上げるために韓国の大田(儒城)へ渡った。成功をして、信仰…

久しぶりの休み

久しぶりに仕事を休んで家でゴロゴロしていた。人間は、仕事に夢中になっているほうが調子が良いようだ。かえってゴロゴロしていると疲れてしまった。電話が全く無いと言うとそうでもなくてこれだと事務所に出ていても変わりない。普段テレビも見ないのでこ…

祇園のスナック

お客様の接待に紙屋川の川床へ出掛けた。遠来のお客には京都の風情を満喫して頂くには絶好の光景である。雰囲気が良くて満足して頂けた。しかしお客は我々4人だけだった。食後に祇園へ行った。ここも最後まで4人だけだった。京都への観光客が微増している…

大谷祖廟への御参り

仙台から故知の真宗の住職様が本山への納骨に当方を訪ねられて久しぶりの再会で親交を深めた。私も一緒に納骨に立ち会って御参りをさせて頂いた。大谷祖廟の拝殿は立派に改装されているが肝心な祖廟の扉の矢来と言うか欄間と言いますか折れて欠損していた。…

墓石にこそ戒名を刻むべき

墓石の仏石(棹石)はご本尊様を刻んでお迎えした仏像と化した石である、であるからそれに向かって石像として住職が入魂の開眼式を営むのである。その仏像である石に亡き人の仏名である戒名を刻んで合一することこそ一番の肝心なのである。瑜伽(ヨガ)の心で…

指定業者制の悪癖

名古屋で行われている万国博覧会の会場での飲食は、当初では持込が禁止されていた、他でもない出入りの業者への厚遇である。持込が出来なければ会場内で飲食を済まさなければならない、不味くても高くても煩わしくても。お客の為ではなくて会場内へ出入りし…

お墓を建てる意味は石の買い物ではない

古いお家のご先祖を調べると、ゆうに戒名が30は越える。本家を継承しているからにはこれらの戒名を全て仏塔へ刻まなければなりません。住職様は50年を経過した人は刻まなくても良いと言われたそうだ、であるならば800年になる親鸞聖人を祀らなくても…

浄土真宗では般若心経を書きません

今日は現場の監督に出掛けてきた。日曜日はたいてい電話の量が少ないのであるが、履歴からの携帯電話への着信が多い。なかなか聞こえにくくて返事に困るであるが、丁寧に応えたいので神経を尖らせて聞き耳を立てる。浄土真宗であるのに石材店の指導がまとも…

正しき建墓で大出世

10年以上前になると思うが、名古屋で大きなお家のお墓の相談を受けた。その広大な霊園でもひときわ大きな墓地墓石であった。施主も親族も大変熱心に改築に取り組まれたことを覚えている。過日喜びの電話があった。名古屋でも後発であった百貨店の社長に就…

検査発表

胃腸の調子が良くないので胃カメラでの病理検査の結果を聞きに病院へ行った。患者で一杯である、しばらく待つ間が合格発表を待つ心境となった。結果はグループ1でガンではなかった。しかし目の前に見る写真の胃内にある大きな白い出来物は不気味であった。…

骨肉の争いとは

男二人の兄弟がいて、弟が出世していたり、弟が父親の事業を継いだりする中で、喪主を誰がすると言う事でもめることは世間で多い。北海道の相談者も相撲界の人と一緒であって甚大な揉め事に発展をして修復が効かない。昔であれば長子相続であり戸籍謄本にも…