祇園のスナック

お客様の接待に紙屋川の川床へ出掛けた。遠来のお客には京都の風情を満喫して頂くには絶好の光景である。雰囲気が良くて満足して頂けた。しかしお客は我々4人だけだった。食後に祇園へ行った。ここも最後まで4人だけだった。京都への観光客が微増していると言う結構な話しであるが何処も不景気の様子である。私は酒もカラオケもダメであるが会話だけは材料が豊富である。この店は私が通った宗門大学の教授陣が来られる店であるので、懐かしい先生の名前が出て楽しかった。また年商700億の会社の社長さんも通われる店と言うことであるが、どのようにすればそのような稼ぎになるのだろうか、当方は出版の300万円が融通できなくて四苦八苦している。利益が生まれなければ書きたい本も書けないで苦しむならば稼ぐ時に儲けておかなければならないのが商売の鉄則なのだろうか。薄利・博愛・慈善を通して来たが今や風前の灯であって苦労の連続である。