久しぶりの休み

久しぶりに仕事を休んで家でゴロゴロしていた。人間は、仕事に夢中になっているほうが調子が良いようだ。かえってゴロゴロしていると疲れてしまった。電話が全く無いと言うとそうでもなくてこれだと事務所に出ていても変わりない。普段テレビも見ないのでこれと言って楽しめない。宗教学者が自論を展開している。この人が以前大胆な発言をした元凶人である。「四条河原町にこっそり散骨をしても構わない」と朝日新聞に掲載していたのである。直ぐに私は抗議の書面を送ったが何の反応も無い。相手は天下の宗教者であって私は市井の無学者であるからには勝負は歴然である。しかし全国新聞やテレビの影響は凄いのである、天下の宗教者が四条河原町や銀座での散骨を奨励してはたまらない。昔の古いお墓(古墳や考古学)への研究費が国から出されているのであるならば、現在の墓制の研究にも日の目を当てる必要がある、現在も人は次から次へと亡くなって行ってお墓を必要としているのに何の手も打たれていない野放図な展開が今の悪癖を生んでいる、正しきお墓の研究や書物やテレビでの放映が何故なされていないのか。一番肝心な終局のお墓を捉えるべきだ、人は困っている。