2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

石材店への打ち合わせ

中国山地の墓地は雪が積もっていた。地元の石材店の型を使用するが、祀る心は当方が指示をする。施主も熱心な人だけにご先祖様も出来上がりを鶴首の思いでお待ちだろう。お墓は石の買物ではない、何何家之墓では死者への供養もならないしご本尊様を荘厳して…

墓地墓石の役目

墓地や墓石を不要とする人が増えている。無能力な住職や石材店のせいだと人が言う。亡くなった人の身体を土へ還す為に墓地が要るし、記念物ではなくて聖なる物として表現するために墓石が要る。墓地を不要と言う人は何処へ埋葬するというのか、墓石を不要と…

仏教墓塔研究会の指導

○○家之墓では墓とは言えない、墓と書かなければ墓では無いから墓と刻む。福原堂礎之家という表札がないように。単なる看板の表現をして供養が出来たとか祀れたとか思うのだろうか。仏が迎えられていない看板の墓は何の値打ちも無い偶像であって拝む事さえも…

お墓を知っている石材店がある

お墓と言えば、石材店か寺の住職と思いがちだ。石材店も色々である。研修会に参加の石材店の学習の取り組みは素晴らしいものがある。雲泥の差である。石を売る店と宗旨に則して正しく祀る店と大きな違いが現れる。全国の寺や石材店が建墓を考えるお家に親身…

研修会の後始末

年に一度の大行事だけに後の始末も大変である。重たい本や軽い純金箔を同封するわけにいかないので小箱が増えてしまう。喜びの声を聞いての別れも感激でほっとする。来年も元気に商売繁盛でお会いしたい。溜まり溜まった仕事をこなして行けないだけに大変だ。

18回忌

お寺で法要があった。今日の読経を勤める副住職の英照さんと我が息子が親友である。早いもので丸17年になる。今でも同じ幼稚園に通っていた子が御参りにやって来る、大きく成って立派なお嬢さんになっている。その親御さんも来てくれる。早世した娘を思っ…

石材店の熱い人達

本年で20回目を迎えたが2名の連続出席会員の表彰を行った。福井県鯖江市の渡辺石材店と長野県中野市である、遠いところを多忙な中を経費が嵩むのに、それらを乗り越えての20年間の学習には頭が下がる。この様な熱心な石材店がある鯖江市や中野市の地域…

仏教墓塔研修会

本年の企画は会員諸兄の体験や心意気を踏まえての講演だ。淡路市の大竹石材店・広島市の岡野墓碑店・宝塚市の西村石材店・武雄市の三界不動公社・鯖江市の石本石材店と橿原市の打谷石材店そして業界紙の日本石材工業新聞社の松井記者の講演の発表があった。…

第20回全国仏教墓塔研修会

本年で20年目を迎えた石材業界最大の研修会が開催された。全国から大勢の石材店が集まられた。特別講師に東洋易学学会の木村星翔相談役にご講演を頂いた。皆様の熱意を感じて私も熱い心の講演に終始した。

真摯な石材店の研究会

25日まで全国から石材店が集結しての研修会が行われる。経営者が3~4日店を空け、経費を使ってでも参加される。宴会にコンパニオンが居るわけでもなくカラオケが有るわけでもなくゴルフなどの余興が有るわけではない。研修会であるからには厳しい時間割…

戦争時代の若者

毎朝、『ちりとてちん』と『都の風』を見ている。放映中の場面は名作『ひまわり』に似ている。戦争中の若者には彼女もいたでしょうし、赤ちゃんの声に囲まれた家庭もあったでしょうし、年老いた両親の面倒を見る人もいたでしょう。戦場に旅立って帰らぬ人に…

易学学会

全国にある易学学会の京都地区の新年会ならびに総会を開催した。本部長を受けて2年目に入る。暗中模索の五里霧中で一年を終えて承認して頂いた。昨年のアイドリング運転を少し飛躍させて有意義な会にして行きたく思う。当たる当たらないとか、霊が見えると…

全国仏教墓塔研修会

仏教墓塔研究会の主催で研修会がキャンパスプラザ京都を会場にして開催される。全国を見回しても石材関係者の勉強会は皆無である。宴会やゴルフなどは全く無い、2泊3日の缶詰で真剣に会得して頂く。講師の先生も著名な方ばかりだし、現地へ赴く時も大変勉…

易学学会の総会ならびに新年会

例年に増して大勢の方にご参集頂きました。地区本部長を受けて2年目になり昨年のほぼ倍の会員様に集まって頂いた事に感謝申し上げます。鑑定士にそぐう年齢はありますが、高齢者の人の方が説得力もあります。高齢化して来て今更ながらにお若い人の参入を期…

人は何故に値切るのか

正札で買わずに値切って買うものと思っておられる。それが葬式代や仏壇代や墓石代にも波及している。我々は心の産業と言う位置付けがある。従って当初から掛け値をしていない。それを、やみくもに値段を下げろ下げろの大合唱である。お墓は石の買物ではない…

仏教墓塔研修会の始まり

1年に一回の、全国から石材店や霊園関係者や仏壇店の精鋭が集結しての勉強会が始まる。その準備の為に日夜明け暮れて来た。準備は大変であるが、受け止める人から見ると「何や、これ程の事が」となるでしょう。期待を裏切らないように、また石材店の知識向…

冷やかしが多い

お墓は神聖なる物だけに当方も真摯にお話をさせて頂いている。軽い者が悪戯なメールを送りつける、また迷惑なメールも多い。石屋や寺院が教えない本当のお墓の意味を伝道している、多くの方の参考になる事を願っている。お墓は先祖の使い私も入り子孫も使用…

神職に付かれた

お寺で同じ役員同士の方が7年前に奥様を亡くされた。それ以降は信仰と合わせて神職の道を学ばれた、現在は雑誌の取材にも応じられる立場になられた。私の事務所を訪ねて、現在の教えの一端を熱く語られた。望み人へのお世話で明るく日々を送られている事を…

建立者名の刻み方

刻む箇所は一番上の棹石(仏石)に刻んではなりません。そこは仏石ですからご本尊様の南無阿彌陀佛やまた宗旨の梵字などを刻みます、つまり全てが仏様のご身体なのです。その仏像に匹敵する部分に横であっても後部であっても俗なる文字を刻んではなりません、…

講座の講師

大勢の方が寒い中の出席であった。お墓などのお祀りがテーマであるだけに高齢者が多い。易や風水からの開運成就が表題だ。知らず知らずのうちに関わっている。相撲の土俵の四隅の房の色や五月の鯉のぼりの吹流しの色もそうだ。易とか風水と言うと何か当て物…

思想の違うお墓を構築する

お家は仏教である、もちろん日本人。息子の嫁は中国人で、実家はクリスチャンである。日本は分骨も容認されるが、中国のクリスチャンは不可である。中国の両親も納得する折衷の建墓はどうなのか。お寺さんの指導は貴方の気持ちで建てなさい、そこを悩んでお…

返答に困ってしまった

今日の相談者は真宗のお家である。息子(次男)の嫁が新婚早々に若死にされた。中国の出身でクリスチャンであった。次男であるから分家のお墓を建てれば良いのだが、若すぎて子供がいない。非相続者として相談者の立てているお墓へ入って頂く(合祀)が良い…

雑多に塗れて

23日から主催の全国仏教墓塔研修会も直前になって整理に追われている。易学の地区新年会総会もあって大変だ。こなせて当たり前、失敗が許されない。一つ一つをこなせる年齢ではないことを痛感する。大勢の方が何年にも渡って参加される事に頭が下がる。初…

成人式

各地で荒れた式を映している。また真面目な青年のしっかりした姿が映されると、おめでとうと励ましたくなる。私は療養中であったが、是非とも参加したいと思って出掛けた。衣装の全てが皆様の借り物だった。帰って来た時に患者さんが全員喜んで声を掛けてく…

いつもの日曜日

日曜日はお墓参りと母の面会と決まっている。お墓で管理人さんに28日の祥月命日の読経を依頼した。母は完全にボケてはいるが時々正気に戻る事が面白い。耳が50代から聞こえないからホワイトボードで書くが、96歳と書くと怒る、「90歳や」ととぼけて…

お寺様からの依頼

奈良の歴史ある由緒の寺院様からのお悩みの解消になればと出掛けた。無縁の塚が増えすぎて檀家様から何とか通路を確保して欲しいとの依頼。本堂前にある十三重の層塔が地震で倒れやすくてのご心配。境内墓地内に御参りの人が無い墓地墓石の整理のご要望であ…

墓としての学問

私は学生時代にお墓の存在を知った。宗教系大学ではお墓に付いてのカリキュラムが1単位も無い。将来住職に成ってお墓に付いての学びや研究がなされなくて、どう檀家や施主に説明をするのであろうか。私は一生懸命に各宗旨に則した建墓法を述べているが、寺…

易学補習教室の新年会

総本部の下に各地の地区本部があり、その下に補習教室がある。22名ほどの参加で家元や学長先生の列席もあって分け合い合いと楽しい有意義な新年会が開催された。私もご指名で乾杯の発声を高らかに元気にさせて頂いた。活気な話題が終始し、益々の各家のご…

打谷先生と偶然の出会い

この世界へ入って一番影響を受け尊敬する先生と偶然にも新幹線の静岡の駅でお会いした。驚いた、先生も東奔西走であり私も飛び回ってはいるがこの様な形でお会いするなんて。励まされて神奈川へ行った。此処のお施主様も熱心な方で、抜かりの無い相談や指導…

息子夫婦がテレビ出演

狭い尼崎のマンションにテレビクルーがやって来ての撮影も大変であったであろうと想像がつく。海老のチリソースマヨネーズを林先生と一緒に作ったのを帰宅した我が息子が美味しいと評を下す。相変わらず息子は無愛想でもう少し何とか成らないのか。いつも辛…