お墓の百科

要注意『お墓は石の買い物ではない』

お墓を求めて、お客様の喜ぶ声って何なのでしょうか?。安く手に入れたからっと言う客の反応を疑います。お墓は石の買い物ではないからです。50万円の墓石は本当に50万円なのでしょうか??。石の価格ですから原価が有って売価が50万円なのですが、そ…

墓石の産地からお墓の講師に招かれました

気になる事が多々ありましたから、石材産地の皆様方への講演を楽しみにしておりました。参加者からも、今までの講師と違って大変有意義なお話しが聞かれて良かったと、お褒めの言葉を聞く事が出来て講師冥利につきました。 宝篋印塔に覆鉢が無い、間違ったも…

先祖が子孫の為に立てたお墓を閉うとは

先祖が子孫の為に立てたお墓を閉鎖してしまうとは、大変悲しい結末を決断しないで下さい。お墓を解体など考えてはなりません。解体した後は、納骨堂へお骨を預けて、永代供養料をお支払いして永代なる供養を寺に依頼されます。お土へ還すご遺骨を、丘に上が…

石材業界に福禄寿会有り

福禄寿会(打谷久義会長)の総会の講演の講師に招かれて行ってきました。 石材業界の中には、色んな学習団体や親睦団体が有ります。 しかし、いずれもが仲良しクラブで有りお茶飲み会である事は免れません。 日本で唯一、熱ある真摯な建墓に取り組んでおられる…

宝篋印塔をお立てになる皆様へ

石材店からファックスが来て、宝篋印塔の図面を見ながら相談に乗って欲しいと依頼を受けました。案の定、その宝篋印塔には『覆鉢』が無いのです。 まだ、こんな劣悪な塔が売られているのかと憤慨いたしました。 全国の、塔をお造りのメーカーの方、 全国の、…

誰も死んだ人が無い新墓石

死んだ人が無いけれど、お墓を建てた人が有ります。 僧侶によって入魂式が済んでいます。 お悩みを持っておられて「亡くなった人が入っていないので御参りの必要はありませんね、お花や線香も必要ありませんね」と言ってこられた。 他の人の回答が、「死者が…

真言宗のお仏壇

真言宗のお家の建墓指導へ行ってきました。 仏壇に大きな間違いが有ります。 真言宗と名乗っておられるのに後面に脇侍の軸が掛かっていないのです。 新たに仏壇を買っておられるのに、なぜ脇侍が無いのでしょうか。 直ぐに買い求めるようにアドバイスを致し…

禅宗(臨済宗・曹洞宗)の墓塔彫刻

禅宗の五輪塔に、梵字でキャ・カ・ラ・バ・アと刻まれている。 間違いが横行しているので正したい。 漢字で、空・風・火・水・地と刻んで欲しい。 墓石に何も刻まれていない。 これでは単なる石組。 石を買って立てているのではない。 仏像にすべき。 墓石の…

読売カルチャー宇都宮で梵字仏教室

読売日本テレビカルチャーの宇都宮教室から、新設の『梵字仏』の講座案内が送られてきました。 1月から新規開設されます。 墓塔に刻む梵字として、キャ・カ・ラ・バ・アやキリークなど刻み慣れています。 一般の人に判り易く馴染んで頂く為に、筆ペンで簡単…

母親が実家のお墓に入りたいと言っている

母親が姑を嫌っていて、死んだら母の実家のお墓へ納めてくれと望んでいます。 それはダメです、しないで下さい。 実家は、既に流れが変わっていて母の居た時代とは違います。 兄には嫁が来て、子や孫が生まれて甥や姪の時代に成っているのです。 もう居場所…

スリランカ市民墓地を参考に

スリランカのコロンボ市民墓地へ行ってきました。 仏教徒が七割の国です。 宗派別に区割りが為されています。 キリスト教墓地では、十字架が刻まれていて信仰の深さが感じられます。 仏教徒の墓石には『法輪』が刻まれています。 法輪とはお釈迦様の教えのマ…

回忌法要は何回忌まで勤めるの

回忌法要は50回忌まで勤めます。 どんな悪人でも50年で仏国土に住すると言うのです。 亡くなった時の葬儀の御勤めが一回忌です。 次が一年目の一周忌(二回忌)。 その次の、亡くなって二年目が三回忌。 そして七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二…

お墓に戒名を刻みます

墓石を見ると戒名が刻まれていません。 墓石にご本尊様が迎えられていますから『仏塔』と呼ばれるのです。 その御本尊様に抱かれてこそ亡き人を安寧なる浄土へお送りしたと見る事が出来るのです。 墓石へは必ず戒名を刻んで一体化さすのです。 ナゼ墓石に戒…

関西テレビを見て

早朝番組の再放送と思うが『モモ子のオーソレミヨ』を見て驚いた。 間違った事が公共放送で流れている。 それを見た人は「テレビで言っているから正しいのだ」と解釈をする。 困った事が蔓延する。 誰が、その様な間違いを話しているのか、 日本作法協会の会…

一枚のお写経がお墓を変える

墓石の正面に仏様が迎えられていないお墓なんて単なる記号の印であってお墓とは呼ばない。 皆様のお家の宗派に則った墓石を立てる事こそ肝要なのです。 鑑定に行ったお家の墓石も案の定『◎◎家之墓』になっています。 これってご本尊様でも無ければ仏種子でも…

お墓は骨壺の保管所ではない

お墓は骨壺の保管場所ではありません。 お骨を母なる浄土へお還しする為の聖地であってコレクションではないのです。 火葬場で火葬にしたお骨を納める壺は単なる運搬具なのです。 家の仏壇に置いてしばらく経過した後に、墓地へお運びして墓石地下の石棺内へ…

写経を書いてお墓へ納めましょう

お墓に写経が納まっていますか?。 お経の納められていないお墓なんて、供養になってはおりません。 お花やお菓子を御供えをして手を合わせれば十分と思っておられませんか。 ナゼお経を供えないのです。 お経が最高で最善であるから、墓前では住職がお経を…

墓石は、3個の石でワンセット。

昨日の方もそうだが、見せて頂いた写真の墓石が可笑しい。 今日の人の写真も、困ったものだ。 いずれの方の写真も、一番上の仏石と、下の二個の台石の色が違っているのです。 墓石は三個の石でワンセットですので、下の二個の石と上の一個の石質が違って色が…

御香典の相場

御香典に相場など無い。 なぜ、皆様は、香典を格付けしてしまうのでしょうか。 布施行ですから幾らでも良いと心得るべきです。 貴方は1万円が高いと思っても、隣家の人は安いと思うかも知れません。 所得が違えば、思い入れも違う例えを同一化してはなりま…

お墓の相談所

ヤフーの知恵袋で質問に応じて回答を述べています。 もっと具体的な回答をしたいのですが、余り商売的に見られたくないので遠慮しがちです。 世間にお墓の相談を受けてくれる場所も有りますが、 殆どが石材店で、得る為の営業方針の延長のような気がします。…

お盆のお墓参りは不要なのか

月遅れ盆が近づくと、毎年言われる事が有る。 「お盆には、故人は家へ帰って来るからお墓は留守になっている」。 間違い。 死者には二つの道が有る。 一つは、仏と成って行く魂。 一つは、故人が借りていて置いて行った肉体(焼骨)。 このお骨の方を納めて…

一人娘の妻の実家のお墓

妻が、一人娘で嫁いでいる。 奥様は、当然に実家のお墓や仏壇を気にされる。 そう言った例の回答が、ヤフーの知恵袋で披露されている。 多くの回答に、 養子を迎える。 実家を永代供養にする。 二人の間に生まれた一人を実家を継がせる。 一基の墓石に二軒の…

正しい霊園の墓石

全国のどの寺院内墓地や霊園を見廻しても正しく建てられた墓石って極わずかしかない。施主の最善の墓石であるはずが残念ながら評価は低い。何故このように正しいお墓が立たないのか?。宗教離れ、僧侶の不熱心、石材店の不勉強などなど。 しかし、岡山の寺院…

お釈迦様のお墓を見れば判る

お釈迦様のお墓の事をスツーパと言います。 是非見に行って欲しいのです。 形状は茶碗を伏せた形ですから伏鉢と言われています。 この形を見て知れば間違う事も有りません。 日本にあります三重塔や五重塔にも迎えられています。 上の方の避雷針の様な相輪塔…

お釈迦様のお墓参りに行きませんか

日本は仏教国です。 しかし、何人の人がお釈迦様の墓前で読経を上げた事でしょうか。 玄人の僧侶も、素人の仏教徒も。 一昨年は大勢の参加を見て、インドに在りますサンチのスツーパを参拝しました。 本年はスリランカに在る仏塔巡拝を考えています。 僧侶で…

お墓に燈籠は必携

墓地に新しいお墓が立った。 熱心なご相談者への相談指導に随分と時間を費やして来た。 私が勧めた灯籠の件では骨が折れた。墓地に燈籠は必携であるのに、不要と頑なにおっしゃっておられたからだ。仏壇に燈籠(灯り)が必携の様に、外なる仏壇の墓地にも必…

日本運勢学協会

占い師の名刺を見ると、カテゴリーに『墓相』と明記がされているので、お墓や宗教の事をご存知かと思って尋ねると、何も知っておられない。只の賑やかしに書いておられるだけ。そう言った事例が良くある。 しかし、日本運勢学協会の皆様は、射るような熱心な…

金封の書き方

御布施などで使用する金封の書き方で悩む人は多い。 通夜や葬式では『黒白』を使い、 法事では『黄白』を使用し、 祝事では『紅白』を使う。 これは、四神相応の北の黒から、中央の黄を通り、南の赤に至る、順序に由来する中国の故事だ。 通夜や葬式⇒『御霊…

墓地に灯りは必要

墓地には灯りが絶対に必要なのです。 灯りの無い祭祀法なんて存在しません。 葬式でも法事でも、仏壇や寺院において灯り(ロウソク立て)は必携アイテムなのです。しかし、墓前においてはどうなのでしょうか?。灯り、つまりロウソクを立てる設備が備わって…

お墓へ入れる赤色

墓石へ入れる赤色に付いて、何故こんなに間違った事が横行しているのか?。 赤色を入れる事に二種あります。 一種は、建立者名です。 仏像である墓石へ建立者名と言う俗名を入れる事を嫌って避ける意味で赤を入れます。つまり俗名にのみ入れるのです。それが…