お墓へ入れる赤色

墓石へ入れる赤色に付いて、何故こんなに間違った事が横行しているのか?。
赤色を入れる事に二種あります。
一種は、建立者名です。
仏像である墓石へ建立者名と言う俗名を入れる事を嫌って避ける意味で赤を入れます。つまり俗名にのみ入れるのです。それがどうでしょうか、家名にも入っている、建立年月日にも入っている??。
俗名にのみ入れますから、福原『堂礎』建之、として堂礎のみに赤を入れれが良いのです。
もう一種は、
戒名へ入れます。
これは、ご主人が亡くなってその横にお元気な奥様の戒名を入れる時です。戒名全部の文字に入れるのではありません。法号の二字にのみ赤を入れます。福寿院幸聖『徳海』大姉の徳海にのみ赤を入れるのです。
赤の入れ方に常識を持たしましょう。乱れた現場を見るにつけ、糺して行きたいのです。
戒名と呼ばれる字列の個々に意味と呼称が有ります。
◎◎院△△□□大姉の◎◎を院号、△△を道号、□□が法号、大姉が位号です。この法号のみに赤を入れるのです。