2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

年に一度の北海道巡業

毎年、5月29日から6月1日に掛けて北海道への指導相談に出掛けています。随意に乞われればもちろん相談や講演会に出掛けてはいます。6月2日まで日記を閉じさせて頂きます。今日一日掛けて溜まった相談の返事を書きます。明日は東京から出版社が出版の…

東本願寺式務部の思い出

私が『真宗門徒の墓つくり』という本を出したのが昭和62年であります。本を書くに当たって東本願寺の式務部へ行って真宗の正しきお墓の在り方の教えを乞いに日参した事がありました。また東大谷の所長さんにも色々と教えられて完成したのがこの本でありま…

若い息子さんが熱心なご家庭は羨ましい

墓地の鑑定に出掛けましたが一人息子さんが熱心である。普通は逆で、お年の行った方は熱心であるが若い人は余分な経費を掛けると思ってしまう建墓にはそっぽを向いてしまう。広い墓地を見渡せども一基の灯篭も無い。お供えの中で灯火(あかり)こそ最高である…

学歴は無いが病歴は優秀

今日は内視鏡検査がある。案の上、胃の中に出来物があって白く映っている。6月3日に検査発表があるが穏やかではない。17才で入院してから入退院の歴史は尋常ではない。病気との友人関係を構築して来たし沢山の薬のお世話になってきた。国立大学医学部な…

無遠慮で不節操な客だらけ

私は携帯電話番号は教えません。しかし携帯電話で急に先方へ連絡を入れたりすると履歴が残る事で施主から休みであろうが夜間であろうが全く無神経に長電話が掛かって来ます。最初は親切に答えていますが、もう一つ、もう一つと言われるままに答えていますと…

何じゃコリャ

全くひどい最低のお墓を見てしまいました。全く情けない、ひどい話しです。既にお墓が建って数十年が経過していますが、今まで誰一人として指摘も無かったそうです、ヒドイ、ひどすぎます。相談者の墓地調査に出掛けました、立派なお家柄だけに立派な墓石で…

大事なお子様を亡くされて

私は建墓の相談指導と言う立場で全国を30年間廻ってお世話をして来ました。一番辛い事はお子様を亡くされた家庭の訪問であります。遺族の方の落胆振りと悲しみが痛いほど判ります。今故人の為に出来る事は少しでも正しくて供養篤き建墓であるわけです。そ…

追加戒名(法名)彫刻

新たな死者が出ると既存の墓石に戒名を彫刻をする。抜魂供養や入魂供養などの作法を踏まえなければならない事は当然であるのに、それらが煩わしいとか余分にお金が掛かると言う事で昨今は嫌われている。追加戒名彫刻の煩わしさを避けるために仏石への戒名を…

お墓を建てた時には写経を

今日の相談者は自分勝手な論理を展開するばかりで、何を求めに当方を訪ねたのか疑問が残る。賛同を得たい様子だが、それは勝手な理屈であって当方としては正しき指導を進めなければなりません。お墓を建てる時には必ず写経を石棺内へ納めて頂きたいのですが…

建碑法要式

真宗大谷派の施主のお墓開きの儀式に参列させていただいた。亡きご主人様のご遺骨を抱いたおばあ様がいとおしそうに抱きしめておられた。正しいお墓に納める喜びは理解できても亡きご主人様の重みのあるご遺骨が今日で浄土の土へ還る寂しさはある。真宗では…

石材店の片棒は担ぎたくない

お墓の相談指導に出掛けた。霊園では担当の石材営業員が待っていた。お客さんの発注している担当者と三社の話し合いになる。既に発注した物に私はどう回答をすれば良いのか、変更が出来ないならば何を言っても始まらない。私は石材店と同席することを断って…

霊園主催の墓塔講演会

お墓の講演会に招かれることは多いが、霊園主催の講演会に招かれる事は珍しい。霊園は造れば放っておいても売れるからであるが、折角ご縁があって霊園を求めていただいたのだから、正しい墓地墓石を建てていただいて、どの家庭も幸せになって欲しいというこ…

石材業界の新製品

伝統の中で培われている墓石石材業界には新製品は生まれにくい。若手のある社長が私に諮問して来た。画期的である、今まで求められているのに開発されなかった分野である。つまり石材店にとってはメリットが少ないがお墓を立てる施主側には大いなる安心と利…

先妻後妻は複雑になる

何度かお会いするご高齢のご婦人がある。ご主人様をなくされて3回忌が過ぎてもお墓が立たないばかりか現在住んでおられるお家を建て替えると言う、建て替えた所で住む人はこの奥さん一人なのである、息子は近くでマンション暮らし。ご主人様のお墓であるお…

田んぼに鶴が舞い降りた

[www.butuboken.com] 乱れた霊園の中に清楚な鶴が舞い降りたように正しいお墓が立ち上がった。見守ってこられたお施主様家族が感歎の声を上げられた、満願の喜びの一瞬である。職人さんの3名も休憩や無駄口を上げることなく一生懸命に取り組む姿勢にいたく…

建墓工事に立ち会う

[www.butuboken.com] 今日は朝から快晴で工事日和となった。現在ある見地石2段積みの墓地を改修して正しい真宗のお墓を建てる二日間の工事である。お施主様のご家族も楽しみに見守っておられる。熱心な真宗の門徒様のご家族であるが何を間違われたのか先代…

11年ぶりの来訪

[www.butuboken.com] 今日のご相談者は11年ぶりとなる。私も変わっているし奥様もお変わりになっている。11年前の建墓指導に大変ご満足頂きそれ以降も仏価を頂かれて毎日ご盛況のご様子である。私の所へ感謝の手紙や電話やご訪問くださってのご挨拶が大…

息子さんが熱心で微笑ましい

[www.butuboken.com:title]当方の相談者はもちろん高齢者が多いが、今日は夫婦と息子さんが来訪された。若い人が熱心に取り組む姿は微笑ましくも羨ましい。写真を拝見させて頂いてなぜこのようなお墓が立つのかが不思議である。家宗旨は浄土真宗であるのに『…

お墓に家紋を入れることで大騒ぎ

私の留守中に大変な事件が起こったようです。ある占い師が「お墓に家紋を刻んではいけない」と言ったが為に大騒ぎです。私も含めて、ついついお墓と呼びがちですが、仏石の白毫に当たるお光が発せられる個所は一番聖なる個所であって家紋など拝む物でないも…

全国墓塔学ゼミナールが終了致しました

4月1日から30日までの長きに渡る全国墓塔学ゼミナールが無事に終了致しました。多くのプロの石材店のご参加がありましたが本年の特徴は葬儀会社や仏壇会社の方の参加が多くあったことです。近年は富みに葬儀店や仏壇店の墓石部門の充実を感じます。また…