東本願寺式務部の思い出

私が『真宗門徒の墓つくり』という本を出したのが昭和62年であります。本を書くに当たって東本願寺の式務部へ行って真宗の正しきお墓の在り方の教えを乞いに日参した事がありました。また東大谷の所長さんにも色々と教えられて完成したのがこの本であります。今日、高山市での納骨の折にお見えの真宗の住職様にそのお話を何気なくさせて頂いたら、「その人は高山の人で現在は三条の教務所長をされています」との驚くべきお話を伺えたのです。それ以降、疎遠になった恩人である人のお名前を聞くことが出来て感動いたしました。真宗では偶像崇拝の『何々家之墓』は建てません。誇りあるロングセラーの唯一の良書と育ちました、真宗の方には是非とも参考にして頂いての建墓をお願い致します。私の本から引用した一説を本山の墓地係りでは使用されています。