#宗教

土砂加持

宗教作法に『土砂加持』と言うものが有ります。 土を掛ければ、地獄の苦痛から避けられるという事です。 墓地を買って墓石を立てて土へ還すと言う一連の作法も、この土砂加持に倣っています。 土へ還す事こそ最大の目的なのです。 火葬場から焼骨を壺に収め…

御盆の棚経(檀家参り)

御盆のお寺様は忙しい。 これだけお坊さんが居るのかと思うぐらい見かけます。 檀家様宅へ伺うと質問が出ます。 「ご先祖が家へ帰っているから、お寺様に来て頂いてお経を手向けるのですね?、であればお墓は留守で御参りに行く必要はありませんよね??。」…

正しいお墓の建て方が霧散

お寺の本来の姿が霧散。 永代供養って、永代の供養の事、永代って供養が出来るのですか?。 美辞でごまかさない!。 夫婦に子供がいない、じゃ~永代供養をお願いする。 建墓をすればもったいないので永代供養をお願いする。 永代供養もタダではない。 お寺…

NHKの放映を見て

毎度の事ながら、NHKのお墓の放映の短絡性に呆れて落胆しています。 先ず解説者、僧侶でも無ければ宗教家でもない、石材業界の営業マン。 端緒な考えで、全国放映でもって先導をして欲しくない。 今の風潮の元凶の全てはNHKにある。 珍なる現象を、さも良い…

浄土真宗のお墓へは正信偈を納経

浄土真宗のお家のお墓へは正信偈写経をお納めください。 浄土真宗の僧侶が「お墓へなんかへ、お経を納めないで」とか、「遺骨へお経を納めない」と言っています。 何と失礼な言い回しなのでしょうか?。 お墓を何とお思いなのですか??。 ご遺骨を誰だと思…

墓石には必ず仏種子彫刻

ご相談が有りました。 墓石の仏石(棹石)には、必ず仏種子を刻みます。 お墓に手を合わしますが、何に向かって手を合わせるのでしょうか?。 墓石に刻まれているご本尊様、つまり家宗旨の仏さまに対してなのです。 それが、仏種子で示されています。 キリーク…

お墓閉まいを止めましょう

お墓閉まいと言う言葉が闊歩しています。 住職が飛びついた美辞です。 子孫が居ない理由で、施主の費用で解体させ、無縁を吹聴し、永代供養付きの納骨堂へ誘導する。 お寺の言う事ですから、皆さん安心してそうしてしまう。 墓しまいの理由を尋ねると「子供…

お墓をよく知る教室が開講

お墓をよく知って頂くために、4月4日から、神戸新聞文化教室三ノ宮教室で『あ~、そうなんダ 仏事を知れば面白い』のタイトルで、お葬式や法事を含む仏壇や墓石の講座が始まります。 何処でもやっていない、誰もが知りたい、関心のある講座を分かりやすくお…

お墓の勉強会

お墓の勉強会を善光寺で開催しました。 全国から大勢の熱ある石材店が23名ご参集です。 お墓の勉強会などこの業界では大変珍しいのですが、回を重ねて29回目を迎えます。 29回連続のご参加の石材店もあります。 福井県鯖江市の石本石材様です、熱心な…

墓石は仏塔です

相談指導にお家へ訪問しました。 仏壇には真言宗教義に適った三尊さんが祀られています。 御位牌の頂部白毫には梵字のアが刻まれています。 アの有る位牌なんぞは見かけません。 ここでは正しく刻まれていて感心で安心しました。 神棚も素晴らしいのです。 …

風月堂ホールで講演

神戸新聞文化教室でお墓の講演を行います。 21日に開催されます、神戸風月堂ホールでの公演内容のレジメを送るようにご希望が有りました。 年末ですので、開運成就の迎春準備と言うタイトルに相応しく原稿を考えました。 著書を発行している法蔵館から電話…

善光寺でお墓の研修会

第29回目を迎えるお墓の勉強会が、平成29年2月20日から、善光寺塔頭常智院で開催されます。全国から大勢の石材店が研修に参加されます。一般の方々も参加が可能です。お墓って何なのかを学習機会が無いだけに毎回好評です。正しいお墓の認識が薄れ、死…

何故、大切な人のご遺骨を遺棄するのか?

美しい海へ散骨するって宣伝されている。 国民共有の財産である海岸をお骨で汚されたのでたまったものでは無い。 散骨、意味へ撒く、自然に還る、美辞麗句が並ぶが、それって海への廃棄で捨てている事でしかない。大切な方を海のモクズにしてしまう考えが恐…

遠来からお墓を学びに来られます

私は、お墓の本を10冊発刊しています。ベストセラーにはなりませんがロングセラーを続けています。 全国各地へ、お墓の講演に招かれて出かけています。 お墓の相談会にも行っています。 大勢の方のお家の建墓のお世話もさせていただきました。 石材店への…

お墓は記念碑ではありません

お墓は記念碑ではありません。記念碑として建てるのであれば無意味です。 お墓は、先祖も私も子孫も使うものです。 私だけが使うのであれば、私の趣味や道楽の形でも良いでしょう。 私だけが使うのであれば、私が飼っているペットを納めても良いでしょう。 …

石屋さんは、素晴らしい職業ダ

滋賀県石材組合連合会40周年記念式の記念講演講師に招かれて行ってきました。講演の表題は『最高の職業に就いて』です。参加者各位の就いておられる職業こそ最高であると言う講演です。お墓を扱うに際し、その石に仏様をお迎えする事が第一義だからです。…

お墓を学んでみませんか?

お墓を学んでみませんか?。誰も教えてくれませんし、学校で学ぶわけでも有りません。貴方ご自身の自衛の為にも、お墓を知るべきなのです。 お寺様も石屋様も仏壇屋様も、お墓に付いて満足いく回答が為されていないのが実情です。 全国へ出掛けて講演会や相…

お墓へお写経を納めると良い供養が出来ます

お寺様は、専門家として、供養篤き読経を勤めて下さいます。 それと同じ効果が有って絶大なのが写経供養です。 貴方が、亡き故人の供養の為に、お経を紙に書いて奉納するのです。 お寺様の専門のお経よりも、下手でも、貴方の写経の方を喜ばれるのは当然です…

梵字を墓石や位牌の白毫へ刻んで迎えましょう

二か所で行いました梵字教室が盛況です。 梵字の意味を一般の方に知って頂く事で、位牌や墓石への彫刻を促したいのです。 現在の霊園や墓地での墓石には梵字が刻まれていないばかりか、梵字たる意味を知らない業者ばかりで情けない事です。 石材店や霊園関係…

お墓の文化が弄られている

春や秋には京都のお寺では大変大勢の参拝者が有る。信仰熱心な人ばかりと思うと大違い。花を愛でたり紅葉を狩る人達ばかりで、本来の宗教活動での活況ではない。 高齢化社会で、どんどんと亡くなる世代がやって来ている。 死者が増える、自ずからターミナル…

火袋の太陽と月の向き

東寺にある五重塔の内部が公開されていた。 何度となく初層内部を拝観している。 密教五仏が祀られている。 北に不空成就、東に阿閦、南に宝生、西に阿弥陀、中央の大日如来は刻まれていない、中央芯柱がそうなのです。 講堂には立体曼荼羅が具現されている…

石材店からお墓の質問が有りました

石材店からもお墓の相談が有りました。 毎年、全国仏教墓塔研修会を開催して、石材店向けの学習を重ねて来てはおりますが、なかなか浸透拡大する事は困難なようです。 いずれも基本的な質問だったのですが、施主の顧客に対してのサービス提供という観点から…

お墓の向き

お墓の向きは気になる所です。 霊園での販売ですから、気に入らないと言って向きの変更も適いません。 上座と下座の関係から、北へ向く事だけは避けて下さい。 他は何れも吉方です。 迎える墓石は『福原家之墓』と言う看板であってはなりません。 必ず、仏を…

文化教室でお墓の講義

神戸新聞文化教室三宮でお墓の教室が有りました。お墓なんて、学ぶ機会など有りません。神戸新聞文化教室は、思い切った企画を立ててくださったものと感心しております。18階の展望テラスが会場で、眼下に神戸の繁華街を見下ろします。90分の授業ですが、お…

浄土真宗でお墓の講演会

西本願寺でお墓の講演が有ると言う事で行ってきました。今までお墓の事を一切語ってこなかった本山でのお墓のお話しです。期待をして出掛けましたが、この程度です。 現状の説明が、数字を示してのお話しなど他の会館でされている通りです。 浄土真宗本願寺…

要注意『お墓は石の買い物ではない』

お墓を求めて、お客様の喜ぶ声って何なのでしょうか?。安く手に入れたからっと言う客の反応を疑います。お墓は石の買い物ではないからです。50万円の墓石は本当に50万円なのでしょうか??。石の価格ですから原価が有って売価が50万円なのですが、そ…

墓石の産地からお墓の講師に招かれました

気になる事が多々ありましたから、石材産地の皆様方への講演を楽しみにしておりました。参加者からも、今までの講師と違って大変有意義なお話しが聞かれて良かったと、お褒めの言葉を聞く事が出来て講師冥利につきました。 宝篋印塔に覆鉢が無い、間違ったも…

先祖が子孫の為に立てたお墓を閉うとは

先祖が子孫の為に立てたお墓を閉鎖してしまうとは、大変悲しい結末を決断しないで下さい。お墓を解体など考えてはなりません。解体した後は、納骨堂へお骨を預けて、永代供養料をお支払いして永代なる供養を寺に依頼されます。お土へ還すご遺骨を、丘に上が…

石材業界に福禄寿会有り

福禄寿会(打谷久義会長)の総会の講演の講師に招かれて行ってきました。 石材業界の中には、色んな学習団体や親睦団体が有ります。 しかし、いずれもが仲良しクラブで有りお茶飲み会である事は免れません。 日本で唯一、熱ある真摯な建墓に取り組んでおられる…

宝篋印塔をお立てになる皆様へ

石材店からファックスが来て、宝篋印塔の図面を見ながら相談に乗って欲しいと依頼を受けました。案の定、その宝篋印塔には『覆鉢』が無いのです。 まだ、こんな劣悪な塔が売られているのかと憤慨いたしました。 全国の、塔をお造りのメーカーの方、 全国の、…