火袋の太陽と月の向き

東寺にある五重塔の内部が公開されていた。
何度となく初層内部を拝観している。
密教五仏が祀られている。
北に不空成就、東に阿閦、南に宝生、西に阿弥陀、中央の大日如来は刻まれていない、中央芯柱がそうなのです。
講堂には立体曼荼羅が具現されている。
金堂には薬師三尊が祀られている。
向かって右に太陽の日光菩薩、向かって左が月の月光菩薩
これが灯籠にも刻んで祀られている。
墓前燈籠の火袋の向って右に太陽で向かって左に月の三日月が設置されていなければなりません。
何も考えないで設置された火袋を見ますと役割を逸脱して悲しくなります。