お墓の文化が弄られている

春や秋には京都のお寺では大変大勢の参拝者が有る。信仰熱心な人ばかりと思うと大違い。花を愛でたり紅葉を狩る人達ばかりで、本来の宗教活動での活況ではない。
高齢化社会で、どんどんと亡くなる世代がやって来ている。
死者が増える、自ずからターミナル産業(終活分野)の需要が拡大する。
無駄なお金を使いたくないと言う世の中に成り、財政縮小の流れに有って、多岐にわたって目新しい物が販売展開為されている。
個性的な棺桶、豪華な骨壺、華美なドレスの死装束、月へ遺灰を送り届ける、不要だ。ビジネスチャンスと煽る彼らに持てはやされ過ぎて本質を見失っている。供養とか祀るとか恩に報いるとかの資質が無ければならない。ENDではなくANDの世界の構築を願います。