#宗教

誰も死んだ人が無い新墓石

死んだ人が無いけれど、お墓を建てた人が有ります。 僧侶によって入魂式が済んでいます。 お悩みを持っておられて「亡くなった人が入っていないので御参りの必要はありませんね、お花や線香も必要ありませんね」と言ってこられた。 他の人の回答が、「死者が…

真言宗のお仏壇

真言宗のお家の建墓指導へ行ってきました。 仏壇に大きな間違いが有ります。 真言宗と名乗っておられるのに後面に脇侍の軸が掛かっていないのです。 新たに仏壇を買っておられるのに、なぜ脇侍が無いのでしょうか。 直ぐに買い求めるようにアドバイスを致し…

母親が実家のお墓に入りたいと言っている

母親が姑を嫌っていて、死んだら母の実家のお墓へ納めてくれと望んでいます。 それはダメです、しないで下さい。 実家は、既に流れが変わっていて母の居た時代とは違います。 兄には嫁が来て、子や孫が生まれて甥や姪の時代に成っているのです。 もう居場所…

お釈迦様のお墓参りに行ってきました

お釈迦様のお墓参りに行ってきました。 一昨年のインドのサンチーの大塔墓参に引き続いて、 スリランカに在ります大塔墓参と仏歯寺です。 インドと違って仏教王国ですから、沢山のスツーパが残されています。 熱心な仏教徒によって守られているのです。 仏歯…

スリランカ市民墓地を参考に

スリランカのコロンボ市民墓地へ行ってきました。 仏教徒が七割の国です。 宗派別に区割りが為されています。 キリスト教墓地では、十字架が刻まれていて信仰の深さが感じられます。 仏教徒の墓石には『法輪』が刻まれています。 法輪とはお釈迦様の教えのマ…

回忌法要は何回忌まで勤めるの

回忌法要は50回忌まで勤めます。 どんな悪人でも50年で仏国土に住すると言うのです。 亡くなった時の葬儀の御勤めが一回忌です。 次が一年目の一周忌(二回忌)。 その次の、亡くなって二年目が三回忌。 そして七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二…

お墓に戒名を刻みます

墓石を見ると戒名が刻まれていません。 墓石にご本尊様が迎えられていますから『仏塔』と呼ばれるのです。 その御本尊様に抱かれてこそ亡き人を安寧なる浄土へお送りしたと見る事が出来るのです。 墓石へは必ず戒名を刻んで一体化さすのです。 ナゼ墓石に戒…

一枚のお写経がお墓を変える

墓石の正面に仏様が迎えられていないお墓なんて単なる記号の印であってお墓とは呼ばない。 皆様のお家の宗派に則った墓石を立てる事こそ肝要なのです。 鑑定に行ったお家の墓石も案の定『◎◎家之墓』になっています。 これってご本尊様でも無ければ仏種子でも…

お墓は骨壺の保管所ではない

お墓は骨壺の保管場所ではありません。 お骨を母なる浄土へお還しする為の聖地であってコレクションではないのです。 火葬場で火葬にしたお骨を納める壺は単なる運搬具なのです。 家の仏壇に置いてしばらく経過した後に、墓地へお運びして墓石地下の石棺内へ…

墓石は、3個の石でワンセット。

昨日の方もそうだが、見せて頂いた写真の墓石が可笑しい。 今日の人の写真も、困ったものだ。 いずれの方の写真も、一番上の仏石と、下の二個の台石の色が違っているのです。 墓石は三個の石でワンセットですので、下の二個の石と上の一個の石質が違って色が…

御香典の相場

御香典に相場など無い。 なぜ、皆様は、香典を格付けしてしまうのでしょうか。 布施行ですから幾らでも良いと心得るべきです。 貴方は1万円が高いと思っても、隣家の人は安いと思うかも知れません。 所得が違えば、思い入れも違う例えを同一化してはなりま…

お墓の相談所

ヤフーの知恵袋で質問に応じて回答を述べています。 もっと具体的な回答をしたいのですが、余り商売的に見られたくないので遠慮しがちです。 世間にお墓の相談を受けてくれる場所も有りますが、 殆どが石材店で、得る為の営業方針の延長のような気がします。…

お盆のお墓参りは不要なのか

月遅れ盆が近づくと、毎年言われる事が有る。 「お盆には、故人は家へ帰って来るからお墓は留守になっている」。 間違い。 死者には二つの道が有る。 一つは、仏と成って行く魂。 一つは、故人が借りていて置いて行った肉体(焼骨)。 このお骨の方を納めて…

正しい霊園の墓石

全国のどの寺院内墓地や霊園を見廻しても正しく建てられた墓石って極わずかしかない。施主の最善の墓石であるはずが残念ながら評価は低い。何故このように正しいお墓が立たないのか?。宗教離れ、僧侶の不熱心、石材店の不勉強などなど。 しかし、岡山の寺院…

お釈迦様のお墓を見れば判る

お釈迦様のお墓の事をスツーパと言います。 是非見に行って欲しいのです。 形状は茶碗を伏せた形ですから伏鉢と言われています。 この形を見て知れば間違う事も有りません。 日本にあります三重塔や五重塔にも迎えられています。 上の方の避雷針の様な相輪塔…

お釈迦様のお墓参りに行きませんか

日本は仏教国です。 しかし、何人の人がお釈迦様の墓前で読経を上げた事でしょうか。 玄人の僧侶も、素人の仏教徒も。 一昨年は大勢の参加を見て、インドに在りますサンチのスツーパを参拝しました。 本年はスリランカに在る仏塔巡拝を考えています。 僧侶で…

お墓に燈籠は必携

墓地に新しいお墓が立った。 熱心なご相談者への相談指導に随分と時間を費やして来た。 私が勧めた灯籠の件では骨が折れた。墓地に燈籠は必携であるのに、不要と頑なにおっしゃっておられたからだ。仏壇に燈籠(灯り)が必携の様に、外なる仏壇の墓地にも必…

金封の書き方

御布施などで使用する金封の書き方で悩む人は多い。 通夜や葬式では『黒白』を使い、 法事では『黄白』を使用し、 祝事では『紅白』を使う。 これは、四神相応の北の黒から、中央の黄を通り、南の赤に至る、順序に由来する中国の故事だ。 通夜や葬式⇒『御霊…

墓地に灯りは必要

墓地には灯りが絶対に必要なのです。 灯りの無い祭祀法なんて存在しません。 葬式でも法事でも、仏壇や寺院において灯り(ロウソク立て)は必携アイテムなのです。しかし、墓前においてはどうなのでしょうか?。灯り、つまりロウソクを立てる設備が備わって…

お墓へ入れる赤色

墓石へ入れる赤色に付いて、何故こんなに間違った事が横行しているのか?。 赤色を入れる事に二種あります。 一種は、建立者名です。 仏像である墓石へ建立者名と言う俗名を入れる事を嫌って避ける意味で赤を入れます。つまり俗名にのみ入れるのです。それが…

お墓の抜魂式と入魂式

古いお墓を立て替える時、移す時、などで抜魂や入魂の必要な時が有る。 浄土真宗の僧侶は、それらを不要として受け付けてくれない。 何故ならば「仏の世界へ往生していて墓石に魂は無い」と言う一点張り。 では、お墓って何?。墓が不要ならば墓が不要との一…

お墓へ写経を納めましょう

お写経の大切さが言われて久しい。文化教室でもお写経の講座が多くみられるが、何れも書家によるもので、美しく書く事が主眼の様です。私は僧侶として、書く意味も含めて説いてから書いて頂いています。書くお経も、般若心経、観音経、寿量品、正信偈、一枚…

お墓の講演会がある事をご存知ですか

明日、お墓と仏壇と葬式と法事をテーマにした講演会へ出掛けます。 これらの質問が、繰り返し繰り返し寄せられています。 ナゼ、正しい祭祀法を知ろうとしないのか。 次期が来なければ関心を持たれないのだとは思いますが。 誰もが知っているべき、老人学の…

霊標は必要か不要か

墓石とは、家宗旨の仏菩薩をお迎えした仏石であるから僧侶の手によって入仏供養が勤められています。 その仏の像に先祖を迎えます。 そして分家初代からの亡き人の戒名を刻んでご本尊様と一体にしている物が墓石なのです。 墓石に戒名を刻む事は必須なのです…

古刹の霊園を見て回る

東京で天台宗寺院と言えばこのお寺。 1区画が600万円、その上に乗る墓石も400万円ぐらいはすると言う超高級霊園。将軍家菩提寺であるだけに価値観の高級も仕方がないと言う所か。 お手並み拝見と墓石群を見て回る。 これと言って感心する墓石が一基も…

お墓の研修会が始まります

1月21日から24日までお墓の勉強学習会が開催されます。 真言宗智山派本山智積院内の智積院会館で第26回を迎えます。 豊臣秀吉の息子の鶴松の菩提を弔うために立てられた智積院です。 現地研修としまして豊国廟へ早朝参拝し読経供養も行います。 妙法院や方広…

新年初詣はお墓参り

テレビで映る初詣風景。 お墓では絵にならないから放映こそされないが、お墓参りが一番肝心。 お家のご先祖様への御参りこそ、心願が叶えて頂ける。 両親のお墓への御参りこそ、一番近くのご先祖様。 何百万人の参詣のある有名社寺よりも、 貴方のご先祖様こ…

お墓のお掃除

年末はお家での大掃除はつきもの。 ご先祖のお家のお墓もお掃除に行かれる。 野ざらしの雨ざらしですから汚れていても当たり前。 結構、汚れを落とす喜びって有るものですね。 最近の墓石は磨きがかけられていますから、 水ぶきで十分なのです。 洗剤を掛け…

より良いお墓、正しいお墓

現在立っているお墓を見ますと、感心しない物ばかり。 しかし、新たに建て替えられるのであれば、そう言った間違いのお墓を立ててほしくないのです。二度と同じ轍を踏まない、正しい墓石を子孫に残して行って頂きたいのです。 何故、あのように豪華に墓域を…

墓石の優良石材店

墓石の優良石材店て何だとお思いですか?。 安く売ってくれる所でしょうか、石に精通している所でしょうか、優しい営業員の居る所でしょうか。 私の考える『優良石材店』とは、墓石の根幹の意味である『供養篤き墓塔』でなければなりません。 家宗旨に則した…