お墓へ写経を納めましょう

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お写経の大切さが言われて久しい。文化教室でもお写経の講座が多くみられるが、何れも書家によるもので、美しく書く事が主眼の様です。私は僧侶として、書く意味も含めて説いてから書いて頂いています。書くお経も、般若心経、観音経、寿量品、正信偈、一枚起請文、梵文心経と各派に渡っています。写経も意味や功徳を判って頂きたいのです。建墓の折には必ず添えて奉納して頂きたいのです。四国霊場を2周したと言う方が今日の相談者でした。本堂と大師堂へ般若心経を一巻づつ奉納したとおっしゃっておられます。奉納を済ませたから御朱印を頂けるのです。昨今では、はんこを頂く事がブームになっていますが、お写経を納めるから納経帳に御朱印が頂けるのです。お寺だけではありません。
お墓こそ、貴家が建てた仏殿ですから、写経を奉納して頂きたいのです。