お釈迦様のお墓を見れば判る

お釈迦様のお墓の事をスツーパと言います。
是非見に行って欲しいのです。
形状は茶碗を伏せた形ですから伏鉢と言われています。
この形を見て知れば間違う事も有りません。
日本にあります三重塔や五重塔にも迎えられています。
上の方の避雷針の様な相輪塔の下方にそのドームが見られます。
これが一番肝心な物であって釈尊の墓塔を迎えます。
墓地にあります宝篋印塔や多宝塔にもこのドームを迎えます、釈尊を迎えた仏塔に成るのです。
ところが墓地で見る宝篋印塔や多宝塔にはこのドーム(伏せ鉢)がありません。
どうなっているのですか?。
こう言った間違った塔を立ててはダメですし業界の知識の低さを感じます。
建てる施主は素人ですから知らなかったと言っても大丈夫かもしれませんが、専門家である石材業者がこれでは情けないのです。ですから、本間物のお釈迦様のお墓を御参りする事で、知識を得られるのです。
浄土宗本山の知恩院へ行きますと、間違った宝篋印塔が恥ずかしくも無く立っています。私は残念で情けないのです。皆さん、お釈迦様のお墓参りへ行きましょう、多くの物が得られます。