スリランカ市民墓地を参考に

スリランカコロンボ市民墓地へ行ってきました。
仏教徒が七割の国です。
宗派別に区割りが為されています。
キリスト教墓地では、十字架が刻まれていて信仰の深さが感じられます。
仏教徒の墓石には『法輪』が刻まれています。
法輪とはお釈迦様の教えのマークです。
お釈迦様の教えに活かされていると言う記号で、墓石を単なる石組から聖なる塔へと変換しています。
却って見て、日本の墓石はどうでしょうか?。
〇〇家之墓と言う、単なる墓印でしか意味がない石組の羅列です。
死者を迎えてご本尊様に守って頂くと言う仏教徒の正しいお祀りを考えるならば、法輪である、宗派別の仏文字彫刻は必須条件であるわけです。
仏種子を刻んで、単なる石組を仏が住む墓塔へ変換しなければならないのです。
阿字、キリークや、円相や、妙法などを刻んで仏を迎えたお墓として下さい。