一人娘の妻の実家のお墓

妻が、一人娘で嫁いでいる。
奥様は、当然に実家のお墓や仏壇を気にされる。
そう言った例の回答が、ヤフーの知恵袋で披露されている。
多くの回答に、
養子を迎える。
実家を永代供養にする。
二人の間に生まれた一人を実家を継がせる。
一基の墓石に二軒の家名を刻む。
等々。
いずれも間違っていますが、まかり通っていますから、それらを選択する人も後を絶ちません。
ナゼ、奥様の実家を無下な結論にしてしまうのでしょうか?。
実家の両親には貴女と言う立派な血流承継者が居るではありませんか。
実家の祭祀を承継するのは何も男の子のみではありません。
男も女も対等の平等なのです。
ですから、親の遺産を変わりなく頂けるのです。
遺産こそが、祭祀へのお金なのです。
嫁いだ貴女へもその祭祀料(遺産)がやって来るのです。
嫁ぎ先の婚家の仏壇の中へ迎え入れるのです。
宗派が違うかも知れません、宗派が違っても構いません。
全てはお釈迦様のお心遣いなのです。
極楽と言う仏国土は宗派別に存在しているのではありません、倶会一処の浄土です。
婚家の仏壇の中の過去帳に記載をして該当日に供養を実行します。
お墓も同じです。
婚家の墓石の中へ実家のご先祖(両親)を迎えます。
混合の合祀です。
何故ならば、既にご主人と貴女の混合の合体した子供が居るのです。
婚家のA家ばかりを供養しては不十分です。
実家のB家を迎えて合祀してこそ一体の先祖供養が叶うのです。
子供の身体の中には半分づつ合祀された先祖の血流が脈々と流れています。
実家の親に感謝しなければならないものを、なぜ冷たくあしらって寺へ放り投げるのですか。永代供養などの美辞で人任せなどしてはなりません、子孫である貴女が供養しなければ親不孝に成ってしまいます。
婚家のA家之墓に成っているから実家のB家が入りづらい一面が有ります。合体合祀ですから、此処は共通項の南無阿彌陀佛とか南無大師遍照金剛とかの宝号に致します。