名古屋へ鑑定

過日亡くなったご主人様の位牌の頂部に梵字のキリークが刻まれている、ここは禅宗のお家であるのに。また中央にご主人様の戒名が刻まれている。間違いを指摘すると「おばあちゃんがそう刻むように注文した」との事。何を読まれたのか、何を聞かれたのか知らないが、禅宗では梵字を刻みませんし位牌は夫婦で刻むもの。仮にお客がそう注文しても専門家である仏壇店は何故間違った希望を指摘しなかったのか、また読経に来る僧侶も指摘をなさらなかったのか?。専門家であるべき仏壇店や石材店や住職の非力が窺える。キトラ古墳高松塚古墳の壁画は国宝である、あれはお墓と違うのか?。昔のお墓は国宝で充分な国家予算で研究がなされているが、肝心な現代のお墓には何の関心も盛られていない、もっと現在のお墓を研究する機関や人材が居ても良いのではないのか。お墓を研究している大学は1校も無い、これでは正しいお墓が建つわけが無い。