検査発表

胃腸の調子が良くないので胃カメラでの病理検査の結果を聞きに病院へ行った。患者で一杯である、しばらく待つ間が合格発表を待つ心境となった。結果はグループ1でガンではなかった。しかし目の前に見る写真の胃内にある大きな白い出来物は不気味であった。一件落着して事務所へ戻った。妻からも心配をして電話があったが、何とも無かったと言ったトタンに優しい声からいつもの声に戻ってしまった。午後から来所された税理士の先生は「神経を使う仕事をしているのだから」と言われた。私の特技は今日の悩みを明日へ持ち越さないことであったから、あくる日はけろっとしていられる事ではあったが、ここへ来て他家の建墓に関わる、相談者の一生の重大事案の解決に邁進する事の大切さを感じるとき、やはり自家の問題と同じ様に捉えて思考して来た事で、ストレスの蓄積を感じる年齢に到達している事を知らされた。机の前には多くの進めている相談者の資料が山積みされている、鶴首の思いで待たれている人に出来るだけ早く返事を差し上げなければならない。