病気と葬式

57歳を過ぎると日常の会話の中に病気や葬式の話題が大半を占めるようになってきた。このような病気で入院したとか通院しているとか、身体のここが悪いとか痛いとか、また近い人の葬式の話となる。私も次から次へと身体に悪い所が発生して困る。17歳から病気とは友達であり続けて来た。50歳までの命と断言されて7年の付録の人生を送っている。後は頂いた命に感謝をし、人への貢献で生きて行きたい、何より頂いた御縁を感謝の心でお返しの出来る立場に廻りたい。今日もお世話になったお寺の前坊守さんが亡くなった。過日の福山のお寺さん同様に祖父母が在韓中にお招きした僧侶の一人の奥様だけにお別れの悲しみもこみ上げてくるものがある。何処のお葬式も香典や供花のお断りがなされているが、亡き人に対するお花やお香料だけに受け取って頂きたい。お香典は虚礼ではない。仏滅にしない結婚式や友引にしない葬式を虚礼と言う。現在の私は、肝臓と肺臓と高血圧と胃の出来物と上顎痛に悩まされている、病気の百貨店開業中である。