石材店の社員研修会

石材店の社員研修会の講師の依頼を受けた。久し振りである。以前と違ってこのように経費を掛ける事が少なくなってきている。石を売るための販売員ではない、お墓を扱うと言うことは仏教学はもとより社会学民俗学や哲学や鉱物学などありとあらゆる分野に精通していなければ顧客の要望に応える事が出来ない。また仏教だけでお墓は立ちませんから、気に掛ける人も多々あることから墓相学や霊媒や易学の善悪も知っておかなければ否定も肯定もはばかれる。易学においても幅が広いし宗教も各宗あって奥が深い。当然、石材のことも知っておかなければなりません、生産地の状況から問屋や小売や鉱石としての吸水率や変色や硬弱を知ってこそ石材店の有能な社員と称される。全国から講師の依頼を受けてこそ活性化される業界であるが勉強をしなくても石は売れる事からして依頼は皆無である。