お墓を見つめる

この時期、お墓へ御参りに行く機会が多い。墓地には沢山のお墓が立っている。どれも各お家のご先祖様をお祀りする崇高な場所である。手を合わせれば何か心が清められるのもご先祖様の優しきお心のお陰。見晴らしが良くて風が清らかで桜の大木があったりで素晴らしい場所にある。お盆になれば亡きご先祖様が帰って来られるという考えは何て有り難い考えなのでしょうか。逢えるのです、帰ってこられるのです。墓地や仏壇に宿られるご先祖に対して限りある荘厳と供養の品が揃います。ひと時を一緒に過ごします。京都では迎え鐘でお迎えをして送り火で見送ります。我々を見守って下さるご本尊様とご先祖様に生かされているのです。自然と手を合わす事が出来るのではないでしょうか。