お墓へは水を掛ける

「お墓へ水を掛けてはいけない」と言う占い師がいる、お寺の住職が困って私に問い掛けて来た。何でいけないの?、お墓へ水を掛けるべきだ、『洒水』と言う儀式である。しかしそのまま放置してはなりません、水を掛ければ後は抜かなければなりません。高野山奥の院の手前にあるお地蔵さんに参拝者は水を掛けて回向をしています。大阪の水掛不動は水を掛けられて苔が生えています。天王寺の亀の井では水塔婆を水に浸たして回向をしています。花祭りではお釈迦様に甘茶を掛けます。墓塔に水(閼伽)を掛ける事は清めの大切な儀式です、割愛してはなりません。お墓へ御参りに行かれましたら水を掛けて拭いて上げてください。お墓を知らない占い師に惑わされ過ぎています。霊が見えるという霊媒師もそうです、霊が見えて声を聞くことができるのならば警察へ行って難航している事件を解決して下さい、昔からそう言う人が一人も現れておりません、口先だけで演出をして視聴率を稼ぐテレビ局の害悪も甚大です。