外の墓地と内の仏壇

外の乱雑な墓石を正しく整理をされて子孫の役割を充分に果たされた人が、今度は内の仏壇の整理を実行なさる。
各家庭の仏壇を見つめ直して欲しい。
御参りに来てくださる住職の目に止まっている筈なのだが、私から見れば大変間違った仏壇と成っている事が残念なのです。
四十九日を過ぎると黒木の位牌にしていただきたい。
頂部の白毫の位置には家宗旨の仏種子を入れる。
位牌は夫婦で入れるので向って右へは男の戒名でその左へ女の戒名を入れる。
裏面へ回って死亡年月日と俗名と行年を入れる。
仏種子と戒名は仏文字であるからには純金箔を入れたい。
５０年を過ぎると先祖代々の大きな位牌へ合祀をして旧の位牌はお焚き上げ処分を行なう。
クリ出し位牌と言う紙芝居のような物を置かない。
過去帳にはキッチリ記載をして個々のデーターを保管する。