宝篋印塔

皇室のお墓としての宝篋印塔、武家のお墓としての五輪塔
明治以降の平等の時代と成って我々でも立てられるようになった。
墓地でも多数の宝篋印塔が立てられているが、
どうして、コレモあれも間違った欠陥の塔が立っているのか?。
石屋も寺も反省をしなければ成りません。
塔の意味も理解をせず、右へ倣え式で間違った塔を手本にして立ててしまうからトンでもない宝篋印塔のコピーが立ち並ぶ。
今一度、宝篋印塔の塔の上に在る相輪を見てほしい。
上から、宝珠→受花→九輪→請花→伏鉢→露盤、までが仏塔の一つである『相輪塔』と呼ぶ仏塔なのです。
でなければならないのに、ナゼ一番肝心なお釈迦様の舎利塔を顕す『伏鉢(覆鉢)』が付いていないのか??。
恥ずかしい欠陥の石造物のある中で正しくて力あふれる宝篋印塔の有るお家の位牌墓が立ち聳えた。