2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

突然の腹痛

過去に救急車を要請した事がある同じ痛みが起こった。激痛にどうしようもなくノタ打ち回って何度か救急車を呼ぼうと思った。何度も経験しているが1時間もすれば解消する。タクシーに乗って帰宅した。胃薬や痛み止めを服用して横になっていた。1時間もすれ…

お墓は最高の哲学

お墓とは、そんなに脚光を浴びる分野ではない。地味な分野ではあるが、全ての人に関連する大切な学問である。かと言って、分家で死者が無く全員元気と言う人には全く無縁であるがゆえに関心を示されない。ブログは花盛りで各人が盛んに交流をなさっておられ…

お墓の電話回答

意地悪をするわけではないが、電話での回答は確実性に欠けるので困惑する。相談者は分かるように丁寧に話したつもりだろうが、私が間違って解釈をした上での返事になってしまうと良いお墓が建たない。手紙のやり取りになると間違って返事をしても訂正が入る…

正しければ億兆の値打ちがある

墓石は金額の高い安いではない。一千万円を掛けても福原家之墓であればお墓としての値打ちはゼロ。百万円であっても正しく祀れば億にも兆にも匹敵する。広く墓地を取る必要も無ければ高額な石の墓石を買う必要も無い。いかに正しく祀るのか、いかに正しく刻…

景気が悪い

世界のトップを行く企業も突然のリストラの嵐。存続さえ危ういのにボーナスのカットで済むぐらいならば幸せな会社である。生活を切り詰めざるを得ないが、物言わないお墓は後回しにされる。今年立てなければならないものを一年先に、立てるとすれば100万…

ジョンレノン

ながら族と言って、ラジオを聴きながら勉強をしていた。鉄道員とか引き潮とかテルスターとかの曲が好きであった。衝撃的なサウンドを聞いた。『抱きしめたい』と言うビートルズの曲だった。入院中の友がラジオであったので、毎日がビートルズの曲を友として…

生きているうちにお墓を立てない、建てない。

お墓は亡くなって後の物。死にもしないのに葬式を出し終えるようなもの。「生前墓は縁起が良い」と間違って放言する人が多い。その様な根拠は一例も無い。寿陵というものは、自分でお墓を立てる事を言っているのではない、『塔を建てる事』だ。五輪塔ばかり…

神社の御札の配布

年末になると神社の御札を町会長が配布する慣わしがある。神棚の御社に鎮座まします皇大神宮と氏神尊の北野天満宮と個人の崇敬する平安神宮の御札を配る。一軒一軒に配る御札が裸である。神の依り代だけにこの様な粗末さで良いのだろうか。また北野天満宮の…

寒行托鉢

一転して大変寒い日になった。まさしく寒行である。四条河原町の交差点に二班に別れて托鉢がなされた。いずれも天台宗の僧侶が10人づつ。法螺貝や鉦が鳴らされノボリが立っているが、道行人の人達の関心は大変低い。社会へのカンパどころでは無いと言わん…

無宗教

お墓は家の宗旨によって建て方が違うと言う事で指導をしてきたが、今日の相談者は外国の人で無宗教、いわゆる仏教徒ではないと言う。仏教徒である前に人間としての親や先祖を供養する気持ちには変わりない。仏教を借りてお墓を考えるだけで厳密にお墓を説明…

平安仏教学会

真言宗と天台宗が共学で研修会を行っておりその発表会に出掛けた。主に種智院大学と叡山学院の先生方だ。専門家向けの発表だけに難解で判り辛い。その会場の空気に触れるだけでも向学心に燃える。多くの資料に目を通す。仏教界でもこれだけ大勢の研究者によ…

妻の実家の絶えた両親を婚家へ迎えて祀りましょう

実家の両親を婚家へ迎えてお祀りする事は人間として当然至極。誰が「女性側の両親を迎えてはならない、ダメ」と、一体誰が言ったのですか?、住職ですか、宗教学者ですか?。どうせ世間を徘徊する占い師か墓相屋か霊媒師か。自分の親を祀るのに何の弊害があ…

お墓の取り組み

今すぐに会いたいと言って名古屋から車を飛ばせて来られた。このような人は初めて。外国籍の人で無宗教ではあるが、研究熱心に先祖供養の姿を考えておられる、そこらの石屋さんよりもお寺さんより熱心で詳しい。自分の理想とするイメージのお墓が正しいのか…

庭での地蔵の位置

占い師さんからの相談で庭に在る地蔵尊の事を聞いて来られた。家の南側に安置されている。人間と地蔵さんとを対比した時、やはり地蔵さんを上座に据えて欲しい。家の上(北)にあって南面して据えるべき。また石燈篭が置かれている庭もある。燈篭は鬼門や裏鬼…

妻の実家

毎日が同じ悩みを持たれる奥様の深刻な相談。奥様の実家のご両親が亡くなって継承する男の子が居ない為に、一心寺へ納めたと言う事だ。何故、一心寺へ納めたのですか?。お寺へ相談すると「絶えた家は嫁ぎ先で祀れないから」、何を言ってるの!、立派な娘が…

お墓は後回しになってしまう

お墓は速やかに立てるべき。ご先祖様から建墓の催促がないから、ついつい後回しになってしまう。物言わぬ人の物はどんどんと後となる。現在生きている人の都合が差し迫る。気が付けば建墓が2年3年と遅れてしまう。もはや立てる心意気さえ消滅する人もある…

お墓の相談②

23年前に私が指導し建墓なさった方から手紙が来た。それ以降は良い事ばかりで正しいお墓造りの指導に感謝されている。勿論、正しいお墓を立てた事で良い結果が生まれる事も当然ではあるが、何より一生懸命に子孫に正しく伝えたい真摯な姿勢こそが良い結果…

最高裁判所の動物霊園判決

最高裁判所の判決が9月12日に出されました。寺院や民間霊園の動物供養は収益事業であって宗教活動では無いと言う決定です。動物霊園自体が宗教施設ではないからして一連の行事は宗教活動ではないとみなされていたが、これにてハッキリと断定された。人と…

お墓を立てると死ぬのか

お墓の事で悩まれる人は高齢者が多くて、若輩層では感心がない。齢が行ってからお墓で悩むうちに亡くなってしまう人も多い。それは、お墓を考えたから死を招いたのではない。人はいつか死ぬ時が来るし、お墓の事を整理して死ななければなりません。正しいお…

お墓を早く立ててはダメ?

今日の相談者は「お墓は、早く立ててはダメ」と聞いたが、と言って来られた。誰がその様な間違った事を言うのか。土葬の時代を考えれば直ぐに分かる。亡くなれば直ぐにでも土中へ葬る。亡骸をいつまでも床の間に置いておくわけもない。人が死ねば、借り物の…

毎日が悩みの連続

お墓はどんどん立っている。何人かの人が、お墓で悩んで当事務所へ相談に来られる。重大な難問だ。私も当事者の立場に立って真摯に回答をする。お墓は私だけの問題ではないだけに悩みも大きい。相談をして良かったと言う安堵の言葉を聞く為に活動をしている…