分家初代で死者がなくても墓は立つ

霊園販売業者が相談に来られた。買われたままでお墓が立たない個所が600区画を越えているらしい。買ってからお墓を立てるまでの年数は霊園によって3年とか5年とまちまちではあるが、5年を経過してもお墓が立たないとは問題だ。と言うより、死者がいないのにお墓を立てる事に抵抗をお持ちの様子である。とりあえず将来必ず墓地は必要になるので今のうちに買っておこうと言う人達なのだ。分家初代で死者がいなくても墓地を買って墓石を立てる必要があると言う認識を持っていただくことである。分家初代で家を興したならば先祖への報恩感謝の供養塔が必要である、家には仏壇や神棚も同じ様に必要なのである。私が生まれて今ここに居るのは先祖からの悠久の血流のお陰なのである。本家として親の供養を兄がしているが弟の分家初代は将来の本家の第一歩の初代である、木の股から生まれていないのだから先祖への供養を実行しご本尊様をお迎えして健全な家庭を見守っていただこう。