師匠の命日

先輩で今は住職をしている知人も一緒に師匠の命日の御参りに行くと言う事で出掛けた。師匠の家は浄土宗で知人は浄土真宗では有る。知人は「師匠に読経を供えたい、宗旨が違っても良いだろうか?」と悩んでいるが私は言った「宗旨が違っても、可愛い弟子が唱えてくれるお経を先生は一番喜んでくれるのではないだろうか」。遺族の方も大変喜んでくれて「主人も一番喜んでくれています」との言葉であった。雑談の後に収集しておられる曼荼羅を数十点拝見させて頂いた。久し振りに訪ねた家の周りの変貌振りに驚きながら近くの駅まで歩いて懐かしがった。今あるのも師匠とこの先輩のお陰である。感謝、合掌。