カルチャー教室

ある百貨店のカルチャー教室より開設の打診があって出掛けた。今まで数年他所で開設した事があるが盛況ではなかった。カルチャーの会員さんがお墓の教室へ来られるとでも言うのであろうか?、疑問である。カルチャーの教室は、健康・華道・茶道・料理・外国語・服飾・手芸・踊りなどである、それらを主にする会員さんがお墓の教室への参加は無い。人間は誕生から死亡まで通過儀礼を経由する、であるならば死に対する関連種目から避けては通れない、であるならばお墓や仏壇などの相続に関心こそ持つものの敢えて研修すると言う踏み込んだ所までは逃避的なのである。ここの課長は是非とも肝心なお墓の問題で開設をして欲しいという要望に頭が下がったしこの企画を失敗には終わらせたくないという私の思いも燃えてきた。