病気は友達

一年を通じて病気と懸け離れたことがなかった。今年も正月休もなく点滴を打ちに通っている。眼が衰えまた耳が不良である。生かされた命の中で一生懸命に天命に励んでいるものの完璧な時間を過ごしたい。いずれ目が見えなくなって耳が聞こえなくなる時が来るであろう。何もしてやれないばかりの妻を誘って近所の焼き肉屋へ出掛けた。