お墓と浄土真宗

浄土真宗の住職は「基本的にお墓を立てませんからお墓に対しての考えは有りません」と言い切る。
そう言う姿勢を固辞し続けている為に迷惑を被るのはお墓を立てようとする門徒さんだ。
立てるならば立てる、建てないのであれば建てない、ハッキリ指針を述べるべきだ。
そう言う中途半端な姿勢であるが故に『占い師・霊媒師・墓相屋』へ出向いて相談をする。
彼らは熱心に回答を与え、自己流の建墓法を説いてくれる。
お墓を建てようとする人達は彼らの熱心な意向に沿って立ててしまう。
また一つ浄土真宗には全く無い思想を反映した間違ったお墓が平然と立ち上がる。
そんな繰り返しの歯止めになる真摯な僧侶が現れない所に浄土真宗の貧弱さが有る。