位牌墓を立てる

近江鉄道新八日市駅は素晴らしい。
木造で古びてはいるが何とも言えない味わいがある。
この近くのお家へ訪問をする。
20年前にお世話をさせて頂いたお客様から、続いて位牌墓の建立依頼を受けて行く。
このお家の大きくて立派な仏壇を良く覚えている。
寺墓地へ行くと、立派な宝篋印塔と位牌墓が立っている。
しかも庵治石の最細目の極上品だ。
今はこのレベルの石は採れない。
宝篋印塔の月輪に在る顕教の四仏の純金箔も剥がれないで鎮座ましましてある。
お聞きすれば亡きお祖母さまが宝篋印陀羅尼経と言うとてつもなく長いお経を2巻も奉納されたと言う。
立派なお家の先祖供養と子孫の安寧を祈念されるお姿を拝見した。