こんな所に御陵さんが

いつも通る度に、白い土塀で囲まれた場所が気になっていた。
今日は近くで降ろしてもらって寄って見た。
大通りから少し入った住宅地の一角に在る。
しかも、裏側を見ていたのでその存在に気付く人が私も含めていないはずだ。
細い道を回って正面に立って驚いた。
後宇多天皇髪塔と書かれている。
後宇多天皇陵は広沢池の西北に在る。
宇多野療養所に入所当時の散歩コースになっていたので
天皇陵は知っていたが、こんな所に遺髪の小塔が在るなんて。
また何で?、お墓から離れて遺髪の塔が在るのだろうか。
昔は此処はどのような場所であったのだろうか、どうして此処に小塔を建てたのだろうか?。
残念ながら門扉が堅く閉められているので中が窺えない。
中にも小さな祠が立っている。