開眼式を遠慮して

35年間墓石の仕事に携わって来て多くの家の開眼式に出席をして勤めを果たして来た。
今回で2度目だ。
開眼式への出席を控えたのは。
施主からの電話で、開眼式の参加を控えてくれるようにとの依頼を受けた。
施主が住職に配慮されての事とは思うが。
私が参加をして、住職をないがしろにする訳でもない。
最後の勤めを住職と共にお世話を全うしたいのが私の願いであって引渡しの儀式なのです。
しかし施主に対しては最後まで全うする事こそ私の責務ですので、
本日、墓塔にて開眼の清めをさせて頂いて完了した。