お墓を見に行く

高速バスで瀬戸内海を渡るのに台風下で心配をしたが、無事に行って来られた。
山また山の奥地の寺だが木造で立派な御堂が立てられていたのには驚かされた。お寺って金持ちッ。
墓地を計って鑑定をし内容を説明をさせていただく。
周りは何れも納骨式の墓石で◎◎家之墓としか刻まれていない。
真言宗で熱心な施主からするとこれらの表記を大変不満に感じておられる。
先祖をお聞きすると、大変沢山あって複雑だ。これらを一まとめに安易にくくって、◎◎家之墓とはして欲しくない。
先祖の魂を供養する事こそ建墓の第一義ですから。
まして真言宗であるならば梵字を刻むなり、般若心経写経を奉納するなり、後部に塔婆立を設けて卒塔婆を立てるなりの宗教行為は必携です。