純金箔入れ

特別に念入れの方は、墓石への色入れを勧めたり希望されたりする。
仏文字へは『純金箔』、俗名へは『朱色』、その他へは『濃紺色』。
25年前に施工のお世話をした家から、色が薄くなったから入れ直しをして欲しいとの依頼があった。
担当の石材店が、料金を8万円と言ったから少し高額と思われた節も有った様だが、入れる事を面倒臭い様に言った様で施主がイヤになったそうだ。
そんな事は簡単だから「私がして上げます」と言って出掛けた。
赤を入れて濃紺を入れて、純金箔を入れた。
今日は風が強くて軽い純金箔を1っ入れるのに9は飛んで行く有様だ。
本来は止めた方が利口では有るが、遠路をまた出直すとなるとそれもイヤなので、我慢をして終了をした。
新品のように光り輝いた。