死者がいなくてもお墓は建ちます。
お墓は死者の為だけの物ではないからです。
分家初代で死者がいなくてもお墓を立てます。
南無阿彌陀佛と表記をして家宗旨のご本尊様の阿弥陀様をお迎えするのです。
ご本尊様をお迎え出来ているから、
ご先祖さまへの供養が適うのです。
そう言う分家初代の仏塔を立てておきます。
分家初代の人が亡くなれば、
その仏塔へ亡き人をお納めするのです。
阿弥陀様の居られる世界が表現されているのです、
正しく望む所なのです。
そう言う説明を一生懸命述べさせて頂きました。
石屋は石を売るだけ。
寺はお経を上げて金を貰うだけ。
お墓の説明が出来る石屋でありたいし、
寺でありたいものです。