百歳おめでとう

ついに来た。
母が今日で満100歳を迎えた(数え102歳)。
お世話になっている施設の談話室を借りて、8名の兄弟夫婦でお祝いをした。
すっかり呆けた母は何が行われているのかは判っていない。
喜怒哀楽を示さなくても、子供達が集まってくれている事は判っている様子だ。
寝間着から紋付の着物を着て頭には金色の帽子。
全員で記念写真を撮った。
施設の人も、聞きつけてお祝いを述べがてら様子を覘きに着てくださった。
ここの優しいスタッフの皆様方の御蔭で、
母も終末の人生を豊に送る事が出来ている。
夕食は息子夫婦達で久し振りの歓談に料亭へ移して昔話に花を咲かせた。