墓塔への追加彫刻と納骨

駅で待ち合わせをして住職の車で墓地へ向った。
既に朝の早い職人さんは来て待っていた。
抜魂を済ませて、累宝塔の傘を外して、中に有る仏心石を取り出して、
一霊の追加戒名彫刻を済ませた。
お施主さん達が到着をして
亡き叔母さまのご遺骨を、壺から空けてサラシのお手製のお骨袋へ収め変え、石棺内の浄土へお還しをする。
今度は入魂供養を勤めて頂く。
写経奉納もし、散華を撒き、お香も撒いた。
亡き人は喜びに包まれて
南無大師遍照金剛と仏石に抱かれて母なる聖地に就かれた。