天下分け目の天王山

昨日の疲れが尾を引いてしんどい。
天王山の近くに住むご老人に
「天王山へ登ります」と言えば
「あんな所は山じゃナイ」と言われてしまった。
270メーターの低山では有るが、
結構急坂でベリータイアーだ。
秀吉と光秀の戦いの場であるだけに
旧跡らしく寺社も多い。
天王山の頂上は少しコブ状に盛り上がっていて
いかにも城跡を感じさせる。
石でケルンが積み上げられていて
中央には小さな五輪塔を立てられている。
そう言えば手前の階段に五輪塔の蓮華台が使われていたり、
五輪塔の笠石が逆さまになって土留めに使われていたりしている。
それらの事を仏塔と心得て使用しているのだろうか、
粗末で心が痛む。