墓地の実地鑑定

石材店に駅まで迎えに来ていただいて顧客の待たれる墓地へ出向いた。
予定の墓地は三方が囲まれて前面が開ける絶好の地であった。
浄土真宗ですから五輪塔が不要なので2米角で十分の広さが有ります。
しかし相談者が既に墓相の本を読んでおられて固執をされていたのです。
しかし、元々が浄土真宗の家柄であるだけに、私の『浄土真宗にあるべき建墓法』へ、改善して頂けたのです。お家へ行って詳細なご指導を申し上げました。誤って五輪塔をお立てになられる寸前でした。周りの墓石を見渡しますと、何と間違ったお墓が多い事か!。何とか改良が為されないのかとガッカリし悲しくなってしまいます。看板の◎◎家之墓ばかりで、どれ一つとしてご本尊に抱かれたお墓が立ってはおりません。何故、南無阿彌陀佛と刻んでお迎えが出来ないのでしょうか??。