位牌での供養は50回忌まで

お仏壇を拝見させて頂きますと、
後ろの三尊さんを遮蔽するように大きな位牌が立ち並んでいます。
大き過ぎる。
お仏壇が、さながら位牌壇になっている。
三尊様を拝むのか、位牌を拝むのか?。

よく見ると、50年以上の夫婦位牌がまだ置かれている。
50年が過ぎれば、向かって右端に有る『◎◎家先祖代々』の位牌へ上がられる。
何時までも置きっぱなしではダメなのです。
霊の修行の期間を過ぎられて仏格へ格上げされたのに、
旧態依然として前のままの低格に引き戻させている遺族の無礼を恥じねばなりません。
言い換えれば、
中学を卒業して、高校へ入っているのに、
未だ貴方は中学ですよと言って引き戻しているのです。
遺族が、故人を霊界へ留年させているのです。

般若心経を書いてはダメと書かれている本を見せられました。
とんでもない。
貴家は禅宗ですから
般若心経を唱え、般若心経を書写してください。

正しい建て方や祀り方を啓蒙して行かなければならない事を改めて知らされました。