お寺への奉仕修行

車でお寺へ向かうとマラソンの交通規制が有って止められている。
凄く遠回りをして寺に着いた。
早速、本堂と不動堂の濡れ縁周りの下座行に掛かった。
当然の激しい雨と風の嵐に見舞われて中断こそしたが、何とか磨き上げられた。
住職が、下座行も良いが読経の練習もして欲しいと言われた。
阿弥陀経法華経の寿量品と観音経や正信偈もちろん般若心経で有れば自信が有る。
住職は「理趣経阿弥陀陀羅尼経を口伝で教えます」との事でしたが、
いずれも聞きなれない経典だけに不安な思いがよぎった。
お坊さんらしき品格を持つ為に色々と注意を受けた。
ショックではあったが、在家と違った出家の心構えも持ち合わせて行かない事を自覚し律して行く覚悟が湧き出でて来ました。
義兄さんに送って頂いて別院へ行きましたが、荒れた寺の様子に掃除のし甲斐も有ると思いましたが、何処から手を付けて良いのか分からない始末です。
管理者不在の御堂ですので、何とか地域の方々の信仰の中心に成って行くように改良して行きたく感じました。